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カテゴリ:本
クリスマスイヴに村上春樹訳の「グレート・ギャツビー」を読了しました。
この小説、学生時代に読んだときは何の感慨も受けませんでした。春樹さんは常々、スコット・フッツジェラルドを、とりわけギャツビーを絶賛していましたが、正直なところ金持ちの不倫騒動のどこがいいのかさっぱりわかりませんでした。 今回の新訳も、途中まではさして面白いとは思いませんでしたが、最後の章を読んでいてようやくこの小説が素晴らしいと感じることができました。というか間違いなく傑作です。 訳者あとがきを読んだ後に、最初の章を読んでようやくギャツビーがなぜグレートなのかがすんなりと腑に落ちました。春樹さんも翻訳した甲斐があったというものです。まぁ私が鈍感なだけで、他の読者には自明のことなのでしょうが。 今朝の体重68.0キロ 体脂肪18.2% 目標2008年1月1日までに64.0キロ、12.9% お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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