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カテゴリ:ラグビー
勝戦にふさわしい、激しい試合でした。特に両チームのDFがかたいので、コンタクトは今シーズン屈指の激しさでした。
序盤からクルセイダーズがテリトリー、ポゼッションともに支配しますが、ワラタスがゴール前で粘り、カウンターからターナーが2本のトライを奪って、12-3とリードしますが、カーターのPGで3点加えたクルセイダーズは、前半終了間際にFW、BK一体となっての攻撃から、NO8トゥイアリのトライで12-11と追い上げます。 後半、カーターのPGで14-12と逆転に成功したクルセイダーズですが、絶体絶命のピンチがおとずれます。クロケットのトライでリードを広げたはずが、ソーンがヴィッカーマンへのパンチでシンビンとなって、トライは取り消されてしまいました。 ここからの10分間のクルセイダーズのDFがこの試合のハイライト。懸命に攻めるワラタスを完全にシャットアウトして、たびたびターンオーバーを奪い、全くつけ入る隙を与えませんでした。 そこからは、カーターが判断良くドロップゴール、確実にPGを追加して20-12と安全圏へ入りノーサイド。 2000年のブランビーズとの決勝を思い出す、クルセイダーズの戦いぶりは見事でした。 勝因はDFですが、アタックでの戦術変更も見事でした。ラックからのピック・アンド・ゴーで、思い通りに前に出られないとわかると、ローリング・モールを多用してワラタスのDFをひきつけると共に、相手FWを消耗させることに成功しました。カーターのDGも、この日のワラタスのゴールライン・ディフェンスを考慮しての判断でした。 敗れたワラタスも堂々の戦いぶりでした。キャプテン、フィル・ウォーを先頭に、クルセイダーズに勝るとも劣らぬDFを披露してくれました。惜しいことに優秀なキッカーを欠いているので、PGで得点を重ねることが出来なかったことが、得点の差に現れてしまいました。 マン・オブ・ザ・マッチはもちろんマッコー。この勝利で、ワールドカップのトラウマを完全に断ち切ったと思います。インタビューも堂々としていて、リーダーの風格が出てきました。 P.S.イングランド・プレミアシップ決勝はワスプスがライバルのレスターに勝利。南北で私の贔屓チームが優勝できて、うれしい限りです。 今朝の体重67.6キロ 体脂肪16.6% 目標2008年7月20日までに64.0キロ、12.9% お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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