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テーマ:ヨーロッパ旅行(4252)
カテゴリ:ヨーロッパ旅行
先日の日記の続きです。
その後、しばらくさまよって、お腹も空きたまりかねて、そばにあったメガネ屋さんに入って道を尋ねると...。 「近くのオスティア・アンティーカ駅ではなく、バスに乗って離れたオスティア・リド駅へ行け」と言う。ガイドブックに駅があると書いてあるのに結局、駅はないのだろうか..。 疑問に思いつつ、その理由を尋ねる会話力もなかったので、 言われたとおりにバスに乗ることにしました。バス停に行くとすぐにバスが来たので、乗り込むと、終点がちゃんとオスティア・リド駅になっていたので、とりあえずひと安心です。 ところが、ここでちょっと不安が...。「どうやって降りるんだろう?」 乗る人、降りる人がいるたびにじ~っと観察してみますが、乗り込んだら席にそのまま座り、降りるときは前の扉も後ろの扉も開いて、ただ降りているだけ...。そのうちに終点の駅に着いてしまいました。 旦那さまとヒソヒソ...「どうする?」「運転手さんにいくら?って聞いてみる?」「でも、他の人は何もしてないし...」 他の人はどんどん降りていって、2人、取り残されそうになったので、「ええい、降りてしまえ~」と、やってしまった無銭乗車。「ゴメン、わざとじゃないんだよ...無知なだけなんです~」と思いつつ、「呼び止められたらどうしよう!」とちょっとドキドキしました。 あとでガイドブックでバスの乗り方を見てみると、あらかじめ“T”のマークがあるタバッキなどで切符を買っておいて、バスに乗り込むときに入り口付近の刻印機に切符をガチャンと入れるそう...。 でも、誰もそんなこと、してなかったぞ~。オスティア・アンティーカの駅も見つからなかったし...。実際、旅行してみないと分からないものです。 自分の無知を棚に上げ、「ガイドブックは当てにならん!」と、思い込むわたしでした。 さて、到着したオスティア・リド駅から、荷物を預けているホテルへは厄介なタクシーに乗らなければいけません。駅前にタクシースタンドがあり、タクシーはすぐに見つけることができました。 今度こそ、ぼったくられないぞと意気込み、ホテルの案内を見せ、「ヒルトン、フィウミチーノ、エアポート」と関連する単語を連発。 ドライバーは理解して、「イ(ヒ)ルトンだね。ひとつしかないから大丈夫だよ」みたいなことを言います。でも、ここで安心してはいけません。ちゃんと値段を訊かないとね。 「ハウマッチ?」ドライバー、「20ユーロぐらいだよ」と返ってきたので、そこでタクシーに乗り込みました。ホテルまでは18ユーロとちょっと。朝の50ユーロは3倍近くです。あの、悪徳タクシーめ!! 今回は、ローマで初めて出会ったちゃんとしたタクシードライバー、「ホントにありがとう」の意味を込めておつりはチップとして渡してきました。 ふ~、よかった。ちゃんと、ホテルに着いて...。時間はもう2時近く。ホントにお腹が空いたので、空港でお昼を食べ、ローマ市街へ移動しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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