結局,行き着くところは同じ.
マイクロマウス用の光センサの実験をしました.1)最初,単純にLEDと,フォトトランジスタと抵抗の直列回路とで反射光の検出.2)オペアンプによる信号増幅の実験.3)バックグラウンドの影響が大きいようなので,光りをパルス化してバックグラウンドの影響を確認する実験.4)可視,赤外,LED,フォトダイオードペア,反射型フォトセンサなどで同様の実験.4)長距離検出するには,光パワーをあげなければならない,ということで,光源をパルス駆動で定格以上の電流を流して応答を見る実験.5)パルスの大電流が電源へのノイズ源になってしまうので,電解コンデンサと抵抗(チョーク?)でLEDの駆動電源をわける.6)電解コンデンサによるパルス駆動なので電圧レベルの変動を考慮して,オペアンプの出力をホールド.7)A/Dコンバータの変換時間を考慮して,センサの応答速度とパルス幅,デューティ比の検討.と実用性を上げるために順に回路素子を追加していったら,いわゆる(森永様の)Basicmouseと似たような回路になりました.結局,行き着くところは同じでした...でも実験したおかげで,少し手を抜ける場所や,工夫すべき点などは見えてきました.