くれーじーくえいる ぶろぐ

2013/01/10(木)09:10

まさかの短命政権・・・?

一億分の愛媛県西条市(47)

 ・・・と言っても別に安倍内閣の未来のことではありません(笑)  昨年12月中旬、当初中止を表明していた新市庁舎の建設工事を一転して継続することを決めた青野勝・西条市長でしたが、この一連の新市庁舎建設を巡る対応に対して昨日の西条市議会の定例会にて市長に対する不信任決議案が提出され、定例会最終日となった本日、出席議員28名の2/3に当たる21名の賛成で不信任決議が可決されました。これにより、市長は地方自治法に基づき10日以内に辞職(失職)するか市議会を解散することになります。同じ西条市の県議会議員である明比昭治氏のブログによれば、西条市で市長に対する不信任決議が出されるのは初めてとのことです。  今回の不信任決議は、市長選で"現在の新市庁舎の建設を見直す"と公約して当選しながらその後公約を引っ繰り返すような対応を取ったことに対する「市民の意見を広く聞くことなく独断で決めたことは公約違反であり議会軽視」との批判によるものです。現時点では青野市長の対応はまだ未定ですが、仮に議会解散となった場合、40日以内に市議会議員選挙が実施され、改選後の新議会で再度不信任決議案が過半数の賛成で可決すれば市長は自動的に失職することになります。元々西条市議会は今年4月に任期満了を迎えて市議選が予定されているので、議会解散となった場合は実質市議選を前倒しする格好になりますね。  前職の伊藤宏太郎氏を僅差で破っての当選だった青野市長にとって、前市長を支援してきた市内労組等の影響力が強い市議会との関係が課題でしたが、新市庁舎建設問題をきっかけに早くもその課題が露呈してきた感じです。確かに一度選挙で表明した建設中止の公約をあっさり撤回して建設続行としたのは現実的対応とはいえ些か問題がある印象は否めませんが、まさか市議会から不信任を突き付けられる事態にまで至るとは正直予想外でした。青野市長が今後辞職するのか議会を解散するのかまだわかりませんが、仮に辞職を選べば当選からわずか50日ほどの短期市政での終焉となり、あるいは議会解散で市議選に打って出るとしても市内労組の影響が強い現状ではどっちにしろ青野氏が市長職を失うことになる流れは変わらないんじゃないかと思えてきます。しかし、そうなると次の市長選で前職の伊藤氏が返り咲く可能性も見えてくるわけで、それはそれでまた微妙な気も・・・(苦笑)  そういえば、管理人の家の近所の交差点で一昨日辺りからどっかの誰かが市長選出馬を表明して辻立ちを始めたのを見ましたが、もしかして今回の一件を見越してたりしたのかなぁ?(笑)しかし、今回の件でもし市議選が早まったりしたら、正直今から辻立ちで選挙運動を始めても間に合わない気もしますね。  まぁ何にせよ、今回の西条市政を巡る問題はもうしばらく続きそうですね・・・

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