カテゴリ:臭
どれくらいの時間が経ったのだろう
随分と長い時間、長い道のりをぼくは ただひたすら 歩き続けたような気がする まっすぐ …に 周りはずっと見慣れた景色 いや、 景色なんてあったのか 前も判らないくらいの暗闇の中だ どうやって歩いているのかさえも怪しいくらい 何も見えない暗闇の中で ただずっと 何を目指しているのだろう ずっと足の裏で感じている違和感 それが何なのか確かめたいけど 足元すら見えなくて 手で探ってみても そこにあるはずの脚もなくて 気が狂いそうだけど いたって冷静で 耳を澄ましてみたけれど やっぱり何も聞こえないみたいで それでもぼくは ただひたすら 歩き続ける やがて、走り出したぼくは 目が覚めると、風邪を引いていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 27, 2006 03:32:45 PM
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