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クリームな日々

井上哲メール

  井上さとしです。
 
  今日の午前中の本会議で、改憲手続法が自公などの多数で可決・成立しまし
 た。「十分な審議をした」と強弁する自民党議員の賛成討論のときは、議場内
 は騒然としました。十分どころか、審議の中で、なぜ最低投票率を定めないの
 かなど、法案の根本的問題が浮き彫りになり、答弁不能の事態も起きました。
 
 
  しかも、国民主権に関わる重要法案では当然行なうのがルールであり、自民
 党も理事会の場で約束していた中央公聴会すら開催しないままの採決です。地
 方公聴会や参考人質疑は行なわれましたが、公述人や参考人からは「私たちの
 意見が生かされる場があるのか」「直前に決まり、資料を見たのは今朝のこと」
 「国民の声を聞いたという形を整えるだけではないか」と批判が上がるような
 やり方でした。
 
  特にひどかったのが最後の参考人質疑。与野党それぞれ2人の参考人推薦枠で
 したが、与党は1人しかきまらず、決まっていた1人の方も当日欠席。野党推
 薦の2人の参考人だけで行なわれた参考人質疑など前代未聞。国民の声を聞いた
 という「形」すら整えないやり方に憤りを感じます。
 
  自民党の強引なやり方も目に余りますが、もう一方の与党である公明党の対
 応も重大です。自民党の議員からも「もう少し、余裕をもった審議日程にした
 いが、参院選への影響を恐れる公明党が早くやれとけしかけるんだ」との声も
 聞こえてきました。実際、答弁不能で委員会がとまった時も、委員会室の理事
 協議で一番大きな声で議事再開を主張していたのも公明党の理事でした。
 
  党利党略で、民主的な審議のルールを踏み破り、国民の声を切り捨てること
 は許されるものではありません。
 
  「ルール」に関してまったく逆のことがありました。16日に今国会初の党首
 討論が行なわれることになりました。党首討論には、「総理が本会議や他の委
 員会に出席する週は行なわない」「10人以上の会派しか討論に立てない」など
 の「申し合わせ」があります。日本共産党は当初からこの申し合わせには反対
 していますが、この間、「ルール」として扱われてきました。
 
  ところが今週は、今日、総理が参加して衆院イラク特が開かれているにも関
 わらず、党首討論が行なわれます。国民の期待に応えて開催するために柔軟に
 「ルール」を運用することとしたのです。そこで、私たちがかねてから求めて
 きた「10人未満の会派にも討論参加を」という主張に対し、自民党からは「民
 主党の時間の枠内で野党間で合意するなら結構」と返事があり、民主党と日本
 共産党の間では「共産党は7分」という配分まで合意しました。
 
  ところが最後の段階で公明党が反対しました。「ルールに従ってやってほし
 い」というのが理由です。そのため結局、日本共産党の志位委員長の質問は実
 現しないことが今日の午前中に確定しました。国民の声、多様な声を国会から
 締め出すために、一方ではルールを破り、いっぽうでは「ルール」を盾にとっ
 て妨害する。こんなご都合主義、党利党略は本当に許せません。
 
  国対委員長として国会の民主的運営、少数会派の質問権の拡充に本当に苦労
 してきたこの三年間です。貴重な前進もありましたが、数の壁に立ちはだかれ
 たことが多数でした。最後まで努力しつつ、やはり、参院選挙で前進する以外
 にありません。必ず、勝つぞ!


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