やる気があればできる
先日(といってももうだいぶ前になりますが)、NHKのプロフェッショナルという
番組で京都の堀川高校の校長先生を取り上げていました。
改革を進めた前後では、「堀川の奇跡」と言われるくらい大学の合格率に劇的な変化
があった(去年実績京大30名強)この高校の話、校長先生の話にはとてもひかれま
した。
探求学科という学科では、好きな勉強をするという授業があって、ひとりひとりが好
きなテーマで研究をするそうです。好きなテーマの研究を通して、いろんな分野の基
礎力がつく、そして、その必要性を実感する、または、自分の将来したいことが見え
てくることで、自分から勉強をするという自主性が自然に生まれてくるということ。
そして、その結果が自然にいい進学率へとつながっていったようです。
どんなことでも、モチベーションって大切ですね。
どうして、この勉強が必要なのか、そして今この勉強をすることで将来どんな自分に
なっていきたいのか、というところをはっきりとひとりひとりが考えて、自分からが
んばろう!というとき、子どもの成績はぐんと上がります。
そんなふうに子ども達をひっぱっていってあげたいですね。
そして、校長先生の言葉で、もうひとつ気になることばがありました。
「もし、受験に失敗しても、そこでいろんな選択があるなかで、自分はどうしていく
か、ということを自分で(前向きに)考えて選択できる子どもに育てたい」というこ
と。
どんなにいい学校でも、100%の生徒たちが本人の志望校に合格するわけではない
わけですね。そこで、そういう子ども達をしっかりと見つめている先生がとても頼も
しく思えました。
受験に失敗、といっても、人生が終わったわけではなく、まだまだスタート地点。そ
の経験をプラスにもっていくことはいくらでも可能です。
いえ、遠回りをすることで、得られる経験のほうがずっと価値があることだってあり
ますから。自分の夢を持ってあきらめないで欲しいですね。
BOYS, BE AMBITIOUS!