ガマの油
役所広司主演ガマの油。監督も役所広司。この映画はファンタジーなのだそうです。それに気づいて40%くらい納得しました。現実的でないシーンがふんだんにありましたからね。それでも一体何を言いたいのか、伝えたいのか最後になるまで良くわかりませんでした。途中でユリイカみたいにロードムービーっぽくなりました。さすがの演技力で、ストーリーを気にしないでただ与えられる映像を追っている限り、この映画自体は面白いですよ。瑛太も小林聡美も八千草薫も個性豊かだし、高校生の二階堂ふみも得がたい魅力があります。役所監督、新境地を切り開きたかったかな。