Cueva de los Cristales

今、電車に揺られています。

こんな偶然ってあるかしら‥。

何だかキツネにつまされた（？）不思議な気分です。

昨夜、都内に住む飲食店を経営する知人に

一年ぶり位にメールをしました。

とくに返事を求めるものでもなく、どうしていますか？みたいな軽いもの。

そして、さっき最寄りの駅のホームで電車を待っていた時のこと。

ベンチに座って本を読んでいると、人気もまばらな駅を

誰かがゆっくり階段を上がってきて、こちらを見下ろしながら

私の前を通り過ぎていきました。

え！なんでここに居るの？！ 一瞬目が点に、釘付けになりました。

昨日メールした友人が、目の前に現れたのです。

すかさず頭に浮かんだのは

（もしかして、驚かせようと思って、ぷら～っと来ちゃったのかなぁ）　

というのも、以前そんなことがあったからなのですが‥。

その人は帽子を深くかぶって、目だけ少ししか見えないのですが

どこからどう見ても知人にそっくりなんです。

どこにでも居るようなタイプではなく、長身でモデルみたいにおしゃれ。

エレガントなワイルドさがある人です。

あんまり見ていたせいで、その人に気付かれたようでした。

イヤミのない感じでこちらを見て、目をそらしました。

ますます本人ではないか、と思いましたが、もし本人だとしたら

気づかない訳がありません。何とも妙な心持ちになりながら、

待っていた電車に乗りました。

少し遠くから盗み見させてもらい、多分本人じゃないだろうと思いつつ

これは、元気にやってるよ！という、虫の知らせみたいなものかなぁ‥

そんな風に考えながら、あったかい気分になっていました。

そうは言っても、最後の最後まで確信が持てず

電車を降りて、階段を登って、その人が改札を出るまで見届けてしまいました。

しかも、自動改札機ではなく窓口を通った時に（やっぱり本人？）とまた思ってしまった程。

まるで軽いストーカーです(^_^;)

背の高さが少し違うかなー、というのがスッキリする助けになりました。

それにしても、ここまでのそっくりさんを見つけられるのも稀なのに

きのうのきょうの出来事。なかなか貴重な朝の体験でした☆