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2009/12/08(火)05:40

『2012』 (2009) / アメリカ

洋画(な行)(24)

原題: 2012 監督 : ローランド・エメリッヒ 脚本 : ローランド・エメリッヒ 、 ハラルド・クローサー 出演 : ジョン・キューザック 、 アマンダ・ピート 、 タンディ・ニュートン 、 ダニー・グローヴァー 、 ウディ・ハレルソン 公式サイトはこちら。 (TOHOシネマズ1か月フリーパス鑑賞 18本目) <Story> 2009年。 太陽の活動が活発化し、地球の核が熱せられた結果、3年後に世界は終わりを迎える―。 この驚愕の事実をいち早く察知した地質学者エイドリアン(キウェテル・イジョフォー)は、すぐに米大統領 主席補佐官(オリヴァー・プラット)に報告。 やがて世界各国の首脳と一握りの富裕層にのみ事実が知らされ、人類を存続させる一大プロジェクトが極秘に開始される。 そして2012年。 売れない作家のジャクソン(ジョン・キューザック)は、子供たちとキャンプにやってきたイエローストーン国立公園で、政府の奇妙な動きを目撃。 世界に滅亡が迫っていることを、偶然知ってしまう…。 2012 - goo 映画 <感想> とにかく予告だけで5割以上観賞してしまったような気になっていましたが(笑)、とりあえず観てきました。 自分的にディザスターものとか、終末系とかってかなり点数辛くなるので(!)、とことんハードルを下げて観賞したのがよかったのかもしれませんが(笑)、思ったよりもずっと楽しめました。 確かにみーんなひっくり返って消滅して、もう満腹! なんですが、地球規模の危機が訪れたときに、それを知った地球の指導者層がやりそうなことを描いていました。 自分たちだけが助かればそれでよし、という発想は『キャピタリズム ~マネーは踊る~』と全く一緒だし。  ですが方舟を作らなければ、人類が消滅していたかもしれない? とも思えるので、それも苦肉の策だったりもするし。 ここのあたりは観終わってから考えてしまいます。 「助け合う」という発想が全くないのか? と思いきや、ストーリー進行とともにそれを目覚めさせていく。 当たり前と言えば当たり前のことですが、これがあるので救われる部分はある。 もっとも、自分たちがよければという考えを前面に出していたキャラクターはそれなりになってしまうのも、くっきりと色分けしているようなのですが(苦笑) 「とにかく感動しました」とか、そういう深みはあまり期待しないで、あっさりと観賞するにはいい作品かもしれません。 個人的にはロシア系の人々が、コメディっぽくて笑えました。 ジャンル的に微妙に科学系、それと破壊系なので、これ冬休みに子どもたちに観せたら面白そうかも。 ジョン・キューザックは、『さよなら。いつかわかること』からだいぶ減量して、とてもスッキリとした顔立ちになってました。 そして、地質学者エイドリアン役のキウェテル・イジョフォーは『インサイド・マン』や『アメリカン・ギャングスター』とはまた違って何気にいい奴? 彼もなかなかよかった。 そしてタンディ・ニュートンも、『クラッシュ』よりもずっと知的で落ち着いてて、いい女優さんだなと改めて思いました。  ********************************* 今日の評価 : ★★★

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