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一、 生活面の失敗例――VTRの購買
1994年、私の家は2500元でVTR(ビデオ∙テープ∙レコーダー)を買った。大体二年間くらい使ったが、1996年から、VCD(Video CD)がだんだん普及して、2000年からDVDが普及してきた。今中国では、VCDの価格は約200元、DVDの価格は約1000元しかない。おまけに、今中国の市場では、ビデオ∙テープはほとんど売っていない。 もし私がその翌年の1995年に3500元でVCD(Video CD)を買えば、今でも使える。しかし、1994年に2500元で買ったビデオ∙テープ∙レコーダーは二、三年だけよく使って、今はごみになった。だから、1994年にビデオ∙テープ∙レコーダーを買ったのは大失敗だ思う。 二、 中国の画像記録∙再生機器市場の変わり 中国の画像記録∙再生機器市場は日本とだいぶ違っている。VTRの普及段階がなかったのである。経済発展が遅れていたので、1990年代の前半まで、大部分の中国の家庭はVTRを買わなかった。1990年代の後半から、普通の中国家庭もようやくそういう経済的な余裕があるようになったが、VCD(Video CD)が画像記録∙再生機器市場に登場した。消費者が品質や価格などいろいろな方面を比較した結果、VCD (Video CD)とその後のDVD が選択されたが、VTRは中国市場でさらに発展する余地がなくなった。 三、投資の失敗例――「中国華録」と日本松下のVTR共同投資 1994年中国華録電子有限公司と日本の松下電器産業株式会社はそれぞれ50%出資して、中国大連で合弁会社「中国華録∙松下電子公司」を設立した。中国最初のVTR産業が誕生した。しかし、デジタルの画像記録∙再生技術の飛躍的な発展と中国の特別な市場発展状況により、誕生したばかりの中国VTR産業は発展した空間がほとんどなかった、合弁会社の売上も低かった。1999年にデジタル製品の生産に転換した時点まで、5年連続の赤字で大失敗したわけだ。これは中国の画像記録∙再生機器市場の発展趨勢についての予測の失敗より、むしろ画像記録∙再生のデジタル技術発展の予測の失敗だと思われる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年11月11日 15時01分33秒
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