長崎、今季限りで撤退も 四国・九州IL
野球の独立リーグ、四国・九州アイランドリーグの長崎が深刻な資金不足により、今季限りで撤退する可能性が高いことが21日、分かった。地頭薗哲郎オーナーは「現状は非常に厳しい」と語った。昨季限りでリーグ戦から撤退した福岡に続いて姿を消せば、同リーグに参戦する九州の球団がなくなる。 オーナーによると昨年度は約5千万円の赤字を出し、本年度はそれ以上の赤字になる見込み。今後は福岡と同じ準加盟球団として再起を図ることも模索しているという。 今季の長崎は前期が最下位で、後期もここまで11勝21敗3分けで最下位に低迷している。