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それはさながら運命付けられたかのように
決してあがらえない天命のように 我が物顔をして近づいてくる けれど僕らは数少ない与えられたものの中で 何を選び、何を感じるかの選択権が与えられている 運命付けられたことなど、ただただ 生まれたことと死ぬことの2つしかないのだから 数々の声を聞いたふりをして その言葉はどこへ届いていくのか この自分と言う思考と言葉は 一体誰に届いたというのか 他人の承認なくして自分などありえず 自分が誰なのかさえ分かってもいないのに これが自分だと言い切って道を狭めているのは自分でしかなく 押し付けられた道しるべに、まるで自分の思考のごとく 我が物顔を振舞って言葉は言葉ではなくなってくる 鳴かない鳥はどこにいるかも把握できない人々に 風を震わせ届くはずの声は、きっと届かない 空を見上げれば、物言わぬ月だけがそこにある お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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