この土日は集中講義で2日間9時から4時半までしっかりお勉強でした。
講師はI特別支援学校の三木先生。
以前から何度か講演や研究会でお話をきいていて、いい先生やナという印象だったのが、ホンマにエエ先生なんやーーと実感された2日間だった。
本をいろいろ出したり、あちこちで講演して回ったり・・・って表向き派手な活躍される方って結構職場では***って方もいるけど、三木先生はそんなことはないと思うんやけどね。
生徒の心にしっかり向き合って、気持に寄り添うようにかかわってはるし、単に生徒を思う気持ちだけでなく、「発達」「からだ」「医療」「摂食」などのこともすごくよく勉強されてて、今まで何も知らないで生徒に接してきた私は自分が情けなくて涙がでそうになった。
ただ単に生徒がかわいい、この子が好きや、この子のために一生懸命やろ、だけではあかんのやわ・・・・とつくづく、しみじみと反省した二日間でした。
これからの授業、(なるべく寝ないで)しっかり聞いて、学校に戻った時に「発達の科学」をキチンと身に付けた上で生徒に接するようになりたいわ。
授業のあと、卒業生のお母さんにメール
「三木先生の講義を聞いて、私は発達のこと、医療ケア、摂食、なんてええ加減な知識で生徒に接してきたんやろと情けなくなりました。もっとはやくこんな勉強した後にIさんに会いたかったです」
それに対してまたまた涙のでるお返事をいただいてますますしっかり勉強せなあかんと決意を新たにした次第。
「私たち母子は先生の教え子で幸せです。卒業後も気にかけていただいて・・・共通の話題も。 私たち母子は完成されたものを望んでいるのではなく、学んでいる人、作り上げていく過程を共にしたいんです。そんな生き方を選んでいるはずです。」
嬉しさのあまり、このメールを永久保存しておきたい気分になりました。
ありがとうございます。
このページを見て下さった方、お時間あるときに三木先生の本を読んでみてください。
私の反省と決意が伝わると思うんですが。
障害児教育にかかわる方にはぜひ読んでいただきたいです。
しかしこんな先生が同僚なら一緒に働いてもやりがい感じるやろなぁ・・・
とついわが身を思い、現実とのギャップに苦笑してしまうのであります。
あーーあ 本音言うてしまった。
あかんあかん、グチ言うても建設的にはならへんし。
同僚と一緒に成長していくのも「ベテラン教師」(つまり年寄り)の務めよね!