子どもの頃の思い出再び、干し鮎のこと。
土間の天井から吊るした鮎をさす「ホデ」。
私の家でも、こんな様子で20尾から30尾の鮎が泳いでいました
見上げれば 天井泳ぐ 鮎の群れ
故郷の夏 故郷の家
★ ふたたびの、子どもの頃の鮎の話です。私や私の兄弟たちが毎日採ってくる鮎
に、父が竹串を打ち、台所の土間の天井から吊るしたホデで干していました。
★ ホデとは、竹串に刺したアユなどの川魚を干すために、麦わらを束ねて数か所
を縛って作ったもので、そこに竹串を差し込み高い所に吊るせば川魚を干して保
存することができるのです。
★ このホデという道具ですが、私たちはそう言い習わしていましたが、正式の名
称、あるいは全国共通の呼び名があるのかもしれません。ネットで調べてみたの
ですが、よくわかりませんでした。
★ 父は「数日干した魚が一番おいしい」と言っていましたが、それはともかくと
して、飛騨高山の食堂の天井に、同じようにいっぱいの鮎やイワナを吊るしてあ
るのを見たことがあります。こうしておけば夏でも腐ることなく保存できますし、
食べたいときに食べることもできるのです。
★ こうして、子どもの頃には、鮎とともにウナギもまた、存分に食べることがで
きる最高の夏を過ごせました。
★ こうして思い出す子どもの頃の夏は、本当に懐かしく、もう一度あの頃に戻り
たいという気持ちにとらわれてしまいます。
今日の岡山は、晴れ時々曇りで日中は30度の予報です。
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