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平安寺のささやき  短歌日記

平安寺のささやき  短歌日記

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2016.07.07
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カテゴリ:カテゴリ未分類

クワガタムシの楽園。わが故郷の野山。
書き留めておきたい子どもの頃の夏。



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 樹を蹴れば 慌てて落ちる クワガタの 
 雄々しきハサミ 紫の艶



★ 私の通っていた中学校近くの道沿いに、一本の雑木が経っています。
 もちろん周りにも木はたくさん生えているのですが、この木は特別で
 真ん中あたりについた傷からみつがあふれ出し、独特の香りを漂わせ
 ているのです。

★ そして、そこにはカブトムシ、コガネムシ、チョウチョ、ハチなど
 がいつも群がっているのです。その中に、子どもの頃に大好きだった
 クワガタムシもいました。

★ 私の故郷にも、クワガタムシは数種類いたのですが、一番のお気に
 入りは紫色の光沢をもつノコギリクワガタでした。その木でノコギリ
 クワガタを見た日には、もうたまりません。

★ 家に持ち帰り、マッチ箱をひかせたりして夢中で遊んだものです。

★ クワガタムシの多くの種類は、マキの木などの枝にぶらさがってお
 り、その木を足でけると、そのショックでぽたぽたと落ちるのです。

★ もちろん、前述の木のように手で採れる場合もありますが、それは
 まれで、樹を蹴って採るのです。

★ わが故郷もクワガタムシの楽園。よく近くの山に採りに行ったもの
 です。ペットショップなどでクワガタムシやカブトムシをを売ってい
 ると、その頃のことを思い出します。

 

 

          今日の岡山は、晴れのち曇りで、日中は35度の予報です。              

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Last updated  2016.07.07 05:57:02
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