|
カテゴリ:カテゴリ未分類
おそらく、こんな経験をした子どもは
水田に きれいに並ぶ 苗の元 ドジョウもいれば ウナギもゆらり ★ 田植えが終わったばかりの昔の水田には、ドジョウや小魚、虫たちが たくさん入りこんでいました。 ★ 文字通り、生きとし生けるものが、長かった戦争から解放されて自由 を謳歌していた雰囲気があふれていたように思います。 ★ そんな田んぼの中には、ドジョウなどの小魚や虫をエサにするウナギ も入り込んでいるのです。 ★ 夜になると、ガス灯と呼ばれる非常に明るい照明をもって、その田ん ぼにウナギを捕まえに行くのです。ウナギばさみというギザギザの歯を 持つ道具で、田んぼの中でゆらっとしているウナギを挟んで取るのです。 ★ 多い時には10本程度のウナギを捕まえることもありました。しかし、 これも稲が大きくなって根元が見えなくなると、当然にウナギも見えな くなるために、一カ月足らずの間だけです。 ★ この数十年間で、河川の汚濁が進み、水田もどんどんつぶされ、しか も化学肥料のためドジョウや虫たちも寄り付かなくなりました。そのた め、こうした経験は、いまはもう、全国どこでもできなくなっているの ではないでしょうか。 ★ 再現はできない、遠い昔の夏の思い出。しかも、父親との貴重な思い 出は、ほろ苦くも甘いものです。
今日の岡山は、雨時々曇りで、日中は27度の予報です。 ★いつも、ご訪問いただきありがとうございます★
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|