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2018.08.21
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「金足農」の 文字踊る 日本の農の 未来を予感  農業を こよなく愛す 子らがいて 秋田県立 金足農業高等学校（かなあしのうぎょうこうとうがっこう） ★ 「金足農」。今高校野球を沸かせている決勝進出の農業系高校。正式の名は、秋田県立金足農業高等学校（あきたけんりつ かなあしのうぎょうこうとうがっこう）は、秋田県秋田市に所在する県立農業高等学校。愛称は「金農」（かなのう）だそうです。 ★ 政府による長年の農業切り捨て政策により斜陽の一途をたどる日本農業。そんな現状のなかで農業系高校に進んだ子どもたちが、いま高校野球で、大人たちに見せてくれます。大人たちを魅せてくれます。 ★ 年配の私たちにとって、日本の国の基幹産業は、何といっても主食の米を中心とした農業ーそんな当たり前のことを思い出させてくれる「農」の文字が、まぶしく光って見えるのです。 ★ かつて戦前のすべての時期、農業は、紛れもなくこの国の基幹産業でした。その日本において、先の無謀な戦争により命を落とした300数十万の人々のうち、戦地で命を落とした人は終戦のわずか１年以内に９割が死亡、そのうち６割が、皮肉にも餓死という結果でした。 ★ そして、戦争から立ち直っていく過程で、日本農業は再びよみがえり黄金時代を築きます。ところが、アメリカの圧力に屈した農産物輸入自由化、減反政策の強制により、日本農業は衰退の一途をたどります。 ★ そして、先の通常国会で、安倍内閣により強行されたＴＰＰという最悪の枠組みが、追い打ちをかけて日本農業に襲い掛かっています。 ★ そんななかで、農業系高校の底力を存分に見せてくれている「金足農」に、日本の農業が再び不死鳥のようによみがえる、それを可能とする政権が必ず近い将来誕生する、その希望を重ねて見ているのは、私だけでしょうか。 ★ そんな思いを俵万智さんの、有名なこの歌をまねて詠んでみました。 万智ちゃんを先生と呼ぶ子らがいて神奈川県立橋本高校 俵万智 農業をこよなく愛す子らがいて秋田県立金足農業高等学校 平安寺悠悟 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2018.08.21 07:09:35
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