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カテゴリ:短歌 話題のニュースを詠む
コロナ禍も
資産を増やす ビリオネア 社会に還す 責務を果たせ ★ 今朝のネットニュースに載っていました。 フォーブスは4月6日、今年で35回目となる毎年恒例の「世界長者番付」を発表した。新型コロナウイルスのパンデミックが経済大国を含め各国に多大な影響を及ぼすなか、ビリオネア(保有資産10億ドル以上)の数は過去最多を更新。2755人となった。うち493人が初のリスト入りとなっている。 今年の番付に入った富豪たちが保有する資産は、合計およそ13兆1000億ドル(約1445兆円)。昨年の約8兆ドルから大幅に増加した。フォーブスのアシスタント・マネージング・エディター(富裕層担当)、ケリー・A・ドーランはこれらビリオネアたちが保有する富について、「資産の合計額が初めて10兆ドルに達した」ことを指摘。「巨額の富が生み出されてきたペースの速さに驚かされる」と述べている。 ★ 日本でも、ソフトバンクの孫氏や、ユニクロの柳井氏などが名を連ねていました。問題は、コロナ禍のもとで生み出されるこれらの資産が、大金持ちと、彼らが経営参加している大企業に対する破格の優遇税制と、低賃金と権利侵害などの国民からの搾取と収奪によって成り立っているということです。 ★ 現状は、こうした社会的不公正が正される世の中ではありませんが、せめて、これらのビリオネアたちは、富の源泉である国民に対して、自分たちの巨額の資産を、税金や寄付金などの形で還元することは、当然のことと言わなければなりません。 ★ とりわけ、日本では、大企業と大金持ちに対する優遇税制をただちに改め、消費税を引き下げることによって、一部の人たちに富が集中する不公平・不公正な現実を規制することは、政治の最低限の責任ではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.04.07 11:35:08
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