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平安寺のささやき  短歌日記

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2024.04.19
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カテゴリ:短歌 花を詠む

「この花は 桜でせうか」
「左様なり」
答えて翁 夢と消えゆく


​   大輪の八重桜の品種「楊貴妃」​

☆ 夢はすぐに忘れゆく物だが、今朝方の夢は、妙に生々しく覚えている。散歩の途中で迷い込んだ古民家の庭に立つ桜の古樹。八重の一つの花の大きさが10センチもあろうかという大きさで頭上に咲いているのである。

☆ その下で、二人の翁が花見酒を飲んでおり、「この花も桜でしょうか」と問えば、「そうだよ」答えたところで目は冷めて、二人の翁も当然ながらかき消されていなくなった。

☆ 生々しく覚えているということは、桜の季節の終わりを惜しんで、目覚め切る前に自分で「そんな桜があったら見たい」と、強く想像したからに違いない。。今日の8チャンネルの星座占いでは、わが山羊座が1番の運勢と出ていた。

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Last updated  2024.04.21 15:56:57
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