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テーマ:ベトナムマニア(82)
カテゴリ:ベトナム旅行記
今回出発時の体調は、けっして良いとは言えない状態だった。 もともと飛行機はとても苦手で、最近ようやく離着陸以外は気流の乱れが激しくない限り平常心に近い状態で乗っていられるようになったはずだった。 4月5日飛行機が関空を離陸して、最初のシートベルトのサインが切れた時から2時間ほどの間にさほど水分も摂ってないのに、15分おきに尿意(恥)を感じその都度トイレに行った。普段でも時々そういうことはあるが、飛行機の上では初めてだ。 それでも我ながらおかしいな~と思っていたら、出し抜けに胸が詰って息が苦しくなった。…と言うより息を吸っても酸素が届かないような感じがした。脂汗が出てどうしようもなくなって、やばくなったので念のために安定剤を飲んでみたら、呼吸が少しずつ楽になって、それ以降はトイレに行きたい気持ちも治まった。 その時は自分でも訳が解らなかったが、今日病院で聞いてみると『パニック障害ですね』といわれた。なるほど…である。 それでもなんとかホーチミンのタンソンニャット空港に着くときには気を取り直したが、旅の行く先に不安を感じずに入られなかった。 つづく
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