橋田寿賀子さん、「ほんとうに」
先日から、BS11で橋田寿賀子さん脚本のホームドラマ「ほんとうに」を見るのが楽しみになっています。かれこれ、50年前のドラマです。主人公は、肝っ玉母さんの京塚昌子さん。そして、若々しい草刈正雄さんと可愛い大竹しのぶさん。そして、子供のころの憧れのマドンナ、長山藍子さん。嫁、姑。世代の格差。子どもと大人。いろんな立場の違いからいろんな行き違いがあるんだけれど、根っこには、それぞれの愛がある。どこの家にもあるような問題が次々と起こるんだけど、それぞれに不器用で問題がややこしくなってくる。時代がゆっくりとしていたからなのか、一人一人の気持ちがていねいに描かれていてそのひとつひとつが、なんだか、身に染みてわかる気がするんです。悲しくはないのに、自然と涙があふれてくるんです。なんだか、温かい気持ちになってくる。見ていたのは、子供のころだったけれど、大人になった今見るとまた、違った見え方があります。それにしても、草刈正雄さん、かっこいい!大竹しのぶちゃんもかわいい!長山藍子さん、素敵!子役の松田洋治くんって風の谷のナウシカのアスベルやもののけ姫のアシタカの声優をされましたよね。毎日ビデオに撮って夜にゆっくり見るのが楽しみです。