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そして年度末と言えば別れの季節でもあります。
うちの学校は転勤がやたら多い学校で、去年もたしか3人ほど 異動があったと思うんですが、今年も5人ありました。 で思ったことなんですが・・・ Aという教員は涙を流しながら惜しまれつつ、またBという教員は 1年次は担任、2年次も呼吸器の講義の担当をされていたんですが、 2年であいさつをしていたのはおそらく僕だけ。 あまりの差にかなり複雑な思いがしました。 A教員もB教員も自分たちが入学した時は教員1年目で、 A教員は自分の事で頭が一杯で全く周りが見えていず、マニュアル 通りにしか指導されなかったので、結構嫌われていました。 B教員は元々がすごく純粋で優しい方なので、1年次はすごく 好かれていました。 2年次になるとA教員は嫌われていることを感じていたようで、 結局現役の子のご機嫌をとるような言動、行動をとられるように なり、希望通り逆に好かれるようになりました。 対してB教員は、優しいんですが実習の担当になると指導が あいまいなところがあり、その割に指導の時間にかなり時間を 割かれる方だったので、人気は急降下。 1年次は授業でテンパったり、時間内に終わらなくてもなごやかな 感じで終わっていましたが、そういうことも逆にバカにされる ようになりました。そして2か月ほど前には教科の試験で 不適切問題があったということで、教育主事や他の教員が 観てる前で学生に謝罪させられました。 そして昨日。 冒頭にも書きましたが、2年になってから方向転換したA教員は あちこちから写真をせがまれ、涙を流しながら惜しまれつつという状態。 B教員は今年担当していた1年生からは声掛けられてましたが、 2年からは僕以外皆無。 この光景見ていて思ったんですが、二十歳前後の子ってやっぱり まだまだ人を見る目は養えてないんだな、人にとって大事なのは なんなのかが見えてないんだなって思いました。 偉そうなこと書いてるようですが、自分も思い返してみれば この子たちと同じだったな、自分では分かってるって思ってたなって。 人に媚びて生きる生き方に価値などないと思います。 そういう生き方を選んだ時点で、「逃げ」の道を選んだわけで そこから発展するものは何もありません。 人に媚びることも「周りに合わせる」と一緒くたにして 「あの人は大人だ」ってよく表現する人いますが、それって 本来言いたいことから完全に逸れてると思います。 間違ったことを間違ってるって、自分の不利益を顧みずに 毅然と言える人が「大人」だと思います。 ケンカをしない人が「大人」で、よく意見を戦わせる攻撃的な人が 「子供だ」って良く表現しますよね。全く理解に苦しみます。 人それぞれ色々な人生を歩んできているんだから、考え方が 異なるのは当たり前です。自分の考えにポリシーがない人や 嫌われるのが嫌という人は反対意見を言いません。 そういう人は自分の評価につながらないことは絶対しようとしません。 この学校に入って最近特に思う事なんですが。 ちょっと話がまた飛躍してしまってますが、そういう傾向のある A教員に対して涙を流しながらという光景は不思議な光景に見えました。 逆に不器用で、頭が切れるというタイプではないB教員。 でもホントに純粋で、指導が長いのも学生の事を思うからこそ。 赤ペンでの書き込みの量を見てると、どれだけ真剣に考えてくれてる のかすごく伝わってきました。授業も上がり性な上に、他の事で 一杯一杯だったからかチャイムがなっても終われなくてオーバーしたり ということがあり、そういう時はなんとも言えない雰囲気が流れました。 しかし、パワーポイントの量も半端じゃなく、何とかより分かりやすく ということで資料や物品もかなり用意されてました。ですが、 教務室でも教室でも、もう針のむしろ状態だったようで、疲れきっている 姿が最近はうかがえました。 A教員は事務職へ、B教員は転勤かと思ってたんですが、退職でした。 しかも挨拶に伺ったときに聴いたところ、精神的に落ち着くまでは 看護の現場復帰は考えてないとのこと。相当追い込まれていたようです。 話だしてすぐくらいから涙を浮かべてらっしゃいました。 なんか今回の事でますます今の学年が好きではなくなりました。 自分たちが来年就職したとき、どちらの姿になる確率が高いかと いわれればB教員でしょう。 そういう事を想像出来たらいいのになぁと思いますが、 若干二十歳でそれを求めるのは無理なんでしょうね。 最近ホントにどう接したらいいのか僕も悩んでます。 とりあえず余計なことは言わず、自分が看護師になることだけを これからは考えていきます。この2年間、十分体を張って 貢献してきたつもりですから。もうそういうのはいいでしょう。 って思いつつ、3年になります。 いつものことながら思いつきで文章書いてるので、まとまりが 全くなくてすみません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年03月20日 22時25分07秒
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