ばちゃばちゃシート一人乗り&バーバパパ
ばちゃばちゃシートにも随分慣れてきたので、今日は大ちゃん一人で湯船に浮かべて、その間に私は頭と体を洗う、という本来の目標を達成すべくトライした。最初は私も一緒に湯船に入り、大ちゃんをばちゃばちゃシートに乗せる。大ちゃんはいつも通り落ち着いて、顔の前にあるシートの手すり(?)というか顔受け(?)を両手で持って、もぐもぐと食べていた。”よし、これなら大丈夫そう。”と私は湯船を出て、髪を洗い始めた。もちろん大ちゃんから目は離さずに。するとさっきまでもぐもぐしていた大ちゃんが顔を上げ、泣くわけでもないが、下唇をぎゅっとかんで、じーっと私の方を見てる。やや不安げ。でも耐えてる。ひたすらじーっと見てる。「おかーちゃん、何してるん?どっか行かへんやんなあ。ぼく大丈夫やんなあ。待ってるで。」←大ちゃんの心の声。何といたいけな・・。偉いぞ大ちゃん! ひょっとしてこれが親離れの小さな小さな第一歩?というのは大げさか。今はほんまに24時間、”おっぱい飲んでねんねして~♪抱っこしておんぶして・・”やけど、こうやってちょびっとずつ、ちょびっとずつ、私から離れる距離と時間を広げていって、大きくなっていくんやろな~・・・(涙)。 今日もお父ちゃんが帰宅すると、大ちゃんはお父ちゃんを見つけるなり、ビッグスマイル♪世間にはお父ちゃんに人見知りする子もいるらしいけど、大ちゃんはお父ちゃん大好きみたい。そんな子煩悩パパは、今日仕事で心斎橋に行ったついでに、例のアメ村のマニアックな雑貨屋で、大ちゃんに新しい絵本を買って来てくれた。手のひらサイズの「おばけのバーバパパ」(お父ちゃんはバーバパパを知らんかった)の原作本。バーバパパって、おフランス産やったんや。絵がとても繊細で、パリの人や町並みが愛らしく描かれていて、パリのエスプリ漂う、って感じ。大ちゃんも気に入ったみたい。 普通、赤ちゃん向けの本て、はっきりした色使いで、絵が大きくてシンプルで、文字がないものばかりやけど、それって赤ちゃんを見くびっているんじゃないかしら?大ちゃんは赤ちゃん用のミッフィー絵本より、繊細な絵の洋書の物語絵本が今んとこお気に入り。絵の隅々までじーっと見入ってる。子供って意外と大人よりも、細かいとこに目が行ってるし、文字の形にも興味があるんじゃないかと思うねんけど。赤ちゃんだから、文字が読めないから、という大人の勝手な判断で赤ちゃん絵本が作られてる気がするなあ。<終>