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お盆が始まる。
昨日で、仏壇まわりの準備が終わらず、午前中に果物やお花の買い出しに少しの遠出をする。 父母がいなくなってもうかなり年数が経っているし、そんなに頑張らなくてもいいのだが・・。 癖になってるんだな。多分。 午前中のどたばたで少々疲れて、午後はひと休み。 しかし、4時をすぎたあたりから、そわそわし始めてちょっと町を一巡りしてお供物を買って親戚めぐりをしようと思い立つ。 結局、お宅訪問は夕方の6時近くになってしまった。 何軒かまわって、叔母(亡父の妹)の家にたどり着く。 いやはやびっくり、おばさんが早寝なのは知っていたが、6時なのに、仏間にすでに布団がしいてあった! 話を聞くと、7時には布団に入り、TVを見ながらそのまま寝てしまうのだという。 多分3時から4時くらいには起きだしているんだろうなぁ‥‥‥。 叔母はもうすぐ80。 昔の人は早起きの働き者が多いが、すごいなぁ。 夜更かしが好きな私には、まねできないけど。 夜に、テープを探し出してきて、中島みゆきの『海鳴り』を聞く。 『アザミ嬢のララバイ』と同じアルバムに入っていた曲だから、多分30年近く昔の曲だろう。 実は、大吉の最後の日、北上の動物病院まで大吉を引き取りに行き、帰り道ボロボロ泣きながら家までドライブしてもどってきたのだった。その時に感情が少し壊れてしまって、大吉のテーマ曲と、そしてこの『海鳴り』だけを大声で歌っていた。 「海鳴りが寂しがる夜は、古い時計がないてなだめる」で、始まる曲。 この時期の中島みゆきだから、多分失った恋の曲なのだろう。 しかし、失ったものへの深い思いがこもっていて、私には鎮魂の曲だったのだな。 1ヶ月以上、感情を失っていた。 好きな曲も全然聞く気になれなかった。 『海鳴り』を聞いて、やっぱり大吉を思い出して泣いちゃったけど、少しずつ感情がもどってきているような気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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