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カテゴリ:考えたこと
私は「物語をつくる」ってことを仕事にしていたので、そのためには自分に知識を蓄えること・・・と いろいろ自分にためることも心がけていた。 読んだ本の中に、人を理解するためには、いかに深く自分を理解するかである。 でもねぇ。
ここ数ヶ月、自分の中のブロックや淀みをひとつひとつ見つけて、それをほどいてゆくという作業を続けてきた。 今、ようようそれは作業行程がほぼ終わり、あとはどう仕上げ、どう維持してゆくか・・・の段階に入っている。
で、わかったこと。 自己を確立するということは、孤独を自分に引き受けるということであるが、それはまた深く他者を理解する視点を得るということなのだ。 自分と他者を区別する・・・これは誰でもやっていることだと思っているでしょ。 子どもをきちんと確立した存在として認めて育ててあげること・・・っていうのは、結局自己を自覚し屹立させた大人にしかできないことなんじゃないかと思う。 子どもを成功する大人にするためのハウツー本はたくさん出ているけど、ありゃほとんど無駄ね~ってこと。
子どもはね、恐ろしいくらいに人を見抜く。 より ちゃんとした大人になるための努力をね。
それがまた、自分がより充実し、生き生きした毎日を送るための条件だと、そう思うのであります。
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