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カテゴリ:考えたこと
時々出て来るFさんは 隣町に住み高校のクラスメートで、気があって今でも交友が続いている。 彼女は去年仕事を辞めて(あまり良い職場でなかったらしい。多くは言わないけど)それから ちょっとウツ気味というか落ち込んでいるように見えていた。
それで、気になっていたのだが、今度は春あたりから一人息子のTくんが不登校となり、ずーっと家にこもるようになったらしいのだった。 私が電話して Fさんの都合を聞いても「今はちょっと・・・」と言葉を濁し私の訪問も拒否するようになってしまった。 Fさんは、シングルマザーで一人でTくんを育てている。
まあ、来るなと言われても 行ってしまえばこっちのもんさ~♪と、先日ショートケーキを買って、彼女の家を訪ねた。 いつも、私が行くと逃げて隠れてしまっていたTくんが、居間のコタツにいて私が行っても座ったままだった。 どうやら学校にまた行き始めたようだな? 前だったらねぇ、私不登校している子どもが前にいたら、どぎまぎしてしまって普通に話せなかったのですよね。 今は全然平気で、話したいことを話して、相手の話も聞ける。 おもしろいことに 相手が2歳でも3歳でも同じなんですよね。
で、FさんとTくんとコタツにはいって世間話、近況なんかを話していたのですよ。 前から感じていたのだけれど、Fさんは、息子を別の人格、一個の世界観を持った人間に育てるための力をまだ持ててないのかもしれません。 今回、私はFさんにものすごい拒否の壁をぶつけられたのだけど、それが出てくるところまで、私食い込んでしまったのだな。
私、前はTくんが問題を抱えていて、彼が成長すれば学校にも行けるように社会性も出て来るようになると思っていたのです。 でもね、今回見えたことは。 Tくんが安心して外に行けるようになるためには、母親のFさんが、もっとしっかり自分の問題に取り組んで、安定した心を取り戻すことが一番ですね。 ちょっと前は、私 自分の問題と取り組んで 壁を壊すことでずいぶん生きることが楽になったので、できることならFさんにもそのことを伝えたいと思ったのですが。 今はそんなことは 思わないです。 息子のTくんの問題は、Fさんの問題に焦点をあてるための必死のメッセージです。 がんばれ、Fさん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年12月14日 00時24分03秒
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