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カテゴリ:考えたこと
さて、選挙が終わりました。 今回は、な~んか盛り上がらないというか、結局あれだけの予算とエネルギーをかけて何のための選挙? 野党の準備ができていなかったと言ってる人もいたけれど、自民に代わって託すことのできる政党や政治家見当たらないし、どこに票を入れたらいいのかわからないですもんねぇ。 これは私の個人的な感想ですが、わりと一般的な感覚なんじゃないかな。
さて、岩手県です。 これがまた、岩手県らしいというか、結局 選挙しても前とおんなじ!お金と労力の無駄!という結果でした。 小選挙区で当選したのは4人ですが、全員 前職で、自民党一人、民主党二人、生活の党小沢一郎さんも当選、という内容です。 これを見てて思ったのは、岩手県人は本当に現状を変えることが苦手な人たちなんだなあ、ということです。 岩手県民の大半の先祖は ずーっと虐げられて生きてきた農民たちです。 今はだいぶ豊かにいい暮らしをしている人が多いですが、その人間の基盤にあるのは、やはり地べたを這いずり回って稲や雑穀や野菜を育てて生き抜いてきた人間たちの心理。 これだけ、情報網が発達し、テレビでもっともらしくあれこれ言う人がいても、自分の実感としては現状以外の場所は未知で怖い、不安。
もともと岩手は保守王国で自民党が圧倒的に強い県でした。 ところが 小沢さんが自民に反旗をひるがえし、新党を設立し新進党→自由党→民主党と政党の放浪を続けた。 しかし、その民主党も小沢さんの意のままにはならず、結局おん出て生活の党を作った。 岩手県民はさすがに小沢さんを見放したけれど、城下の臣民はいまだ小沢の殿様を支え続けることを選んだ…というところでしょうか。
まあ、党としてある程度の人数がいないことには、政治活動もしにくくなるとすれば、小沢さんもまたほかの人と繋がってゆくしかないのかなあ。 でも、自分ではそのことがわからないのね。
このごろ、わかってきたことがあります。 人を信用しない人は、人と繋がるためには支配するか、従属するかの 二つしかないのね。 でも、それしかないと、人間関係長続きしません。
喧嘩して和解して、またいざこざして、それで話し合って、違うところへいっしょに進んでゆく。 そういったことをできたときに また別の世界が広がり、生きやすくなる。 それは、一般的な生活レベルの話ですけれど、
あ、それからもう一つ。 これも、私の身近に見ることの多いことです。
選挙結果について
さて、4年後の日本の政治はどうなっているのでしょうね。 私は、あわてず騒がず、ここから見ていようと思います。
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最終更新日
2014年12月16日 17時44分02秒
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