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カテゴリ:音楽
先月の話になるのですが、近所の仮設住宅の集会場でクラシックのミニコンサートがありました。 去年もあって、とてもよかったので今年も誘われて喜んで出かけたのです。 いやぁ、すばらしかった。 そのコンサートに出かけるちょっと前に 伝心柱さんのブログで映画「旅芸人の記録」についての記事を読んでいたのです。 私若かったしね~、映画はストーリーを追って楽しむもの・・・って設定だったんでしょう。 でもね、そんな風にしか思っていなかったのに びっくりしました。 そんな経験が前提としてあったのです。
その仮設住宅でのコンサートですが、新日本フィルのヴァイオリニストとピアニスト、それからファゴット奏者の方3人での演奏でした。 ヴァイオリンのハンガリー舞曲がすばらしくて。 そのヴァイオリンの演奏を聴いていると 本当に生きてそこにいた人たちの姿がリアルに脳裏に浮かんできました。 ジプシーではないけれど、数日前に脳裏に浮かんだギリシャの旅芸人たちの心理とオーバーラップして、その存在が臨場たっぷりに私の中に感じられたのです。 音楽ってすごいなあ!って思いましたよ。 本当に音楽の中に人間が現れるんだ!と。 その後に演奏された日本の懐かしのメロディーを聴くと、日本人の精神の位相がそこにはやはりちゃんと現れていて。 そういう中でもアーティストはとがっていなけりゃならないから、厳しいね、とかね。 そのヴァイオリン演奏が私のど真ん中に響き渡って、私は思いがけずボーボー泣いてしまっていましたよ。
ハンガリー舞曲5番 後でまたハンガリー舞曲を聞きたくて、いくつかyoutubeで探したのですが、やはり演奏家によって、曲の印象が全然違うのね!! この方のが私のイメージにはぴったりくるかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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