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まだ、サラリーマンだったころ、独立開業研究会でお話をして下さった先生が、「サラリーマンは上司や、同僚や、昔の上司や、隣の部署、誰かが必ず君を見てくれている。それが会社の唯一のいいところだ。独立したら、だれも見てくれている人がいなくなることも覚悟しておいた方がいい。」と言っていた。
昨日の日記で書いた楠橋さんは例外として、僕にはもうそういう人があらわれないのかもしれないと漠然と思っていた。 以前ここでも書いたが、坪野先生という関西の中小企業診断士の大先輩が企画・運営している、WEB上での異業種交流会に自分も参加している。過去3回東京でOFF会が会ったのだが、いつもその席でお会いしている多賀さんという方がいる。その方から、一昨日、メールを頂いた。 以下引用させて頂きます。 頑張っているご様子、BBサイトで拝見しています。 話は変りますが、小生の仕事関係から、人的紹介、 情報の提供など、大石さんのお仕事に多少でも役に 立つことがあればと、メールさせていただいた次第です。 一度お会いできればと思います。 実はこのブログは坪野先生のサイトでもコピーをして、掲載させて頂いているのだが、そこを見て頂いて、今回このような有り難いメールを頂いたのだ。 そして、今日、駅の前のスターバックスという、本当に私の都合の良い場所にお越し頂き、1時間弱お話を聞かせて頂いた。その内容は、私には本当に価値がある一方、多賀さんにはなんの利益にもならない話なのだ。つまり、GIVE&TAKEではない。多賀さんにしてみれば、GIVE-GIVEだけなのだ。 どうしてだろう。多賀さんはなぜ、自分にこんなに良くしてくれるのだろう。 一番最初の、診断士の先生の話は、今のところ僕には当てはまらない。今日の多賀さん、大阪の杉本さん(この方も、坪野先生のフォーラムで知り合った。後日詳しく紹介したい)その他、たくさん自分に手を差し伸べてくれる方が、後を絶たない。本当に有り難い話だ。 今も多少そうなのだが、自分は他人に対して遠慮したところと、不審感の両方を持っている。他人は無償の提供なんてあり得ない、他人は自分が期待している以上に自分にしてくれない。そんな思いを胸に抱えて今まで生きてきた。 それが、独立して4ヶ月、少しずつだが、考えが変わりはじめている。本当に、多くの方が手を差し伸べてくれるのだ。そして、皆さんに共通している理由が、「君ががんばっているから」。 若い人間には、一生懸命さは財産なんだ。最近解ってきた。一生懸命は肉体的・精神的にはきつい。睡眠時間も短くなる。でもそれによって目の前の果実を得るだけでなく、それ以上に大きなものを得ることができる、そんなことがおぼろげなながらに解ってきた。体と相談しながら、しばらくは今の調子で走っていきたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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