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テーマ:スノーボード(6003)
カテゴリ:雪山の記録
スキー場内でパウダーライディングしまくった思い出を綴ります。
************** ELDO君購入以前の昔の板の時、田代&苗場スキー場へ行った話です。 かぐら がボーダー禁止でスキーヤーパラダイスだった頃ですな。 首都圏で大雪が降ったとある木曜昼に、既にドカ雪で交通機関麻痺の可能性があり帰宅命令がでて、金曜が休みとなった。 そんな状態なので、速攻で雪山突入でしょ、当然、ってな具合。 この時の気圧配置は、寒冷前線が日本上空を通過し、前線南側が雨、前線直下、北側が大雪という構成。 前線が予報より南寄りルートを通った+ シベリア寒波の張り出しが大きかったので、首都圏が大雪になった。 当時は富士山の麓に住んでいて、東名が通行止めのため、246号線がIC開通待ち長距離トラックで1mmも動かない勢い。 裏道を駆使して、必死の思いで地元に帰って仮眠。 帰る道の坂の所々で、チェーンが無い車が乗り捨ててあったのは言うまでも無い。(チェーンくらいは持って出ろ!) 金曜朝、夜明けと共に起き、天気図&予報をチェックしてイイ感じなのを確認して単独Go! 首都高が通行止めだったり、関越がチェーン規制だったり、という状態だったが、キバって苗場到着。 なぜ関越道方面だったのか、というと、当時知人が苗場で住み込みバイトしてたので転がり込んだのでした。 転がり込む お礼に ビール&つまみをお土産に持っていって、泊めさせてもらった。 ************** 土曜朝、苗場前の道の車の往来が妙に少なくなってた。 大雪後の晴天で高速の路面凍結で通行止め、というあんばいでした。 東京方面からスキー客が来ないので、抜群のタイミングだったって訳。 滑るエリアは、パウダー競争率が低い田代に決定。 雪道をガンガン飛ばして田代の駐車場に到着し、速攻で支度しゴンドラに突入。 田代は、基本的に斜度が緩いコースが多いので、迷わず奥の上級コースへ。 案の定、雪が降り過ぎたおかげで、ゲレンデ圧雪は 斜度が無い所を除いて殆ど手付かず。 リフトを乗り継ぎ、ゲレンデトップに立つと、パトロール以外のシュプールは全く無し。 ゲレンデ脇、リフト下、コースの落ち込み、急斜面、とすべてパウダー。しかも晴天。 うぉーーーぅっ、きたーーーーっ。 時間にして、2時間弱はほぼ独占だったかな。 ロングターン、当て込み、周りを気にせずなんでも出来ます。 1時間くらいして人が少しずつ入ってきたけど、イイ所は最初にオイラが頂いておきました。 お陰で後足がパンパンでつりそうになった、腕もね。 当時の板はツインチップの153cmだったので、バインディングのセットバックMAXにしてたけど、それでもノーズダイブして側転を何回したことか。 パウダーでコケると、復帰するのが大変なんスよね。 この出来事をきっかけにしてELDO君を買う事になり、そして、パウダーを滑れる裏山へ傾倒していく事となる。 急斜面のコースは、入口の所にロープを張って閉鎖していた。 雪崩の危険性がある為の処置だと思いますが、やっぱり行っちゃう人がいるんですよね。 あーあ、行ってるよ、と思いながらリフトに乗って見ていると、案の定表層雪崩発生!! あの後になにも騒いでなかった様なので、犠牲者が居なかったんでしょう。 前線通過時の豪雪は、雪が不安定になるので要注意なんですけどね。 天気図と風向きと降雪量と斜面の向きを見ると不安定かもしれないな、と容易に想定できるけど。 ま、リゾート一般スキーヤー&ボーダーには分からないかもしれないが。 雪崩は”線発生”だった様です。破面深さは20cm弱、幅20m位だったかな。 ちょっと離れたリフトから雪崩発生を見てたので、音も無く崩れていったのがスローモーションの様で、TVの「衝撃映像」みたいだった。 後になってコースがオープンしてたので行ったけど、既にパウダーが食い荒らされてグズグズで全然楽しくなかった。 BC未経験の頃で、この時初めてデブリを観察しましたよ。 んで、夕方になって知人の宿泊先に戻り、知人と一緒に酒飲んで過ごして早めに就寝。。。 ************** 日曜は、まったりと苗場でリゾート滑りモードに切り替えて一日過ごした。 コブはアルペンスキー時代に極めてたので、ボードでも思わず攻めてしもた。 苗場は当時、筍山エリアがボード禁止だったかな? コブの大きさ、形状がスキー向きで雪質も良かったので、ちょっとアルペンスキーをしたかったけど。 周りのスキーヤーが、コブを攻めるボーダーのオイラを驚きの目で見てたりして。 今よりもボード人口が非常に少なかったし、好んでコブに行くボーダーはさらに少ないからねぇ。 んで、無事に2日間を終え、休暇になる知人と合流し、帰りは一緒に帰路についた。 苦労せずパウダー三昧出来たNo.1のエピソードです。 スキー場内のパウダーは競争率が高いし、頑張った割にパウダーの距離が少なかったりして、満足度が低いんスよね。 で、この先はパウダーが頂けるスキー場へ進んで行く様になり、それでも飽き足らず、その後にBCデビューを果たす事になる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/11/04 02:45:58 PM
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