”わが教え子 ヒットラー” 究極のブラックコメディ
ヒトラーのカリスマ性あふれる演説のためには、実は指導ボイストレーナーがいたかとか。しかもそのトレーナーは有名ユダヤ系元俳優。 (『善き人のためのソナタ』のウルリッヒ・ミュラーです。)ストレスや過去のトラウマのせいで めそめそと情けなさいっぱいのヒトラーを なんとユダヤ人が指導するって?!このストーリーはフィクションですが、ボイストレーナーは実在したらしいです。映画を見るまでは、普通のナチス批判もの、あるいはユダヤ人生還ものと思っていましたが、みごとにハズレ。 ナチスとヒトラーをさんざんにおちょくった超ブラックコメディでした。ヒトラー役の俳優は ドイツの人気コメディアンだそうです。ニンジンをとってつけたようなつけ鼻で大奮闘でしたが、あまり似ていませんでしたね (笑)。参考: ヒトラーの物真似で 秀逸なのはやはり、ヴァンホーベン監督の『ブラックブック』でしょう。 トム・ホフマンのヒトラーの真似は一見の価値ありです.