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テーマ:小学生ママの日記(28646)
カテゴリ:塾
昨日、nanaが通っている塾の保護者会がありました。
保護者会で、4教科それぞれ担当の先生からお話があったのですが、 4人の先生が共通して言っていた事は、 3年生・4年生という時期は、「実体験を通して様々な事を学んで下さい。」と いう事でした。 基本として、読み・書き・そろばん(計算)は必要なので、 普段から慣らしておく必要があるのですが、それ以外の暗誦するとか、 記憶する等という事は今の時期は必要なく、色んな事を経験させてあげて 下さいという事でした。 塾では、2つの出来事を例えとして挙げていて、 1つは、ある子が頂上に雪が積もっていない富士山を見て、 「これは、富士山ではない。山のてっぺんに雪がないから。」と 答えたそうです。 この子は、資料としてしか富士山を見たことが無く、 山頂に雪が積もっていない山は富士山ではないと思い込んでいたようです。 そしてもう一つ、「花が咲いたように~(だ~)」という表現を 花=季節と直ぐに結びつけてしまう子がいて、 文章を読み取る事ができない。 どちらも、先入観で物事を考えてしまい、事実が見えなくなってしまっていて、 こういういった子が増えているのだそうです。 机=勉強 というやり方で取り組んでいると、こういった事を招きやすいので、 親子での会話や、出掛けた時の体験、普段の生活から学べる身近な事から 意識させ体験させてあげて下さいとの事でした。 今、塾でやっている事は、「こんな問題があるんだ~。」くらいに留め、 必死になって覚えたり、親が無理に勉強させる事はないと、おっしゃっていました。 以前にも書いたのですが、テニススクールのコーチにも同じような事を 言われた事があります。 今の時期は、テニスだけでなく、色んなスポーツや遊びを経験させてあげて 下さいと。 お勉強も、運動も、今の時期は色んな事を吸収する時期で、 無理に押し付ける事はないんだなぁ~と思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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うちは今、机=勉強になってるような気が・・・
遊びなどの中から、自然に覚えたりする事って沢山あるんでしょうね。 でも、それってなかなかすぐには発揮されないと言うか、目に見え難いものだったりするから 手っ取り早く、普通の勉強を押し付けてしまっているのかもしれません。 親の焦りもあるしなぁ・・・難しい所ですね。 (2010年07月06日 16時07分44秒)
NAO佳さん、こんにちは!
目にはっきりと見えないと、ちゃんと理解できているのかな?と不安になりますよね。 今は、知識だけを持っていても駄目なのだそうです。 その知識を、どう使えるか?が必要とされているようです。 理科の先生が言っていたのが、子ども達が「昆虫の事、何でも知っているよ!」と言うので、「昆虫の足は、何処から何本生えていますか?」と質問すると、子どもたちは「胸から6本!!」と答えたそうです。その後に先生が、「では、この昆虫の絵に、頭、胸、腹の境界線を描いて下さい。」というと、描けなかったり、間違っている子が殆どだったそうです。「胸から6本」と先に答えているのに、実際に描くとなると、胸が何処の位置なのか分からないのだそうです。 こういった事を取上げ、知識だけではなく、知識を活かし使えるようにと言っていました。 (2010年07月06日 17時28分25秒) |