ダンス！DANCE！

またまた、ダンナさんがクロスワードパズル。

「容貌がすごく似ている様って何？」

「“瓜二つ”でしょう。」

「何、ふたつ？」

「ウ★リ」

「じゃあね、ち、ちへい～へいの…」

「あのね、文章ちゃんと読んでくれる。わからないから。」

「え～と、地平線上の真北から天頂を通って真南へ至る天球上の線だって。」

「ああ、子午線ね。」

「えっ、なにセン？」

「だから、子午線。一緒に観に行ったでしょ。野村萬斎さんの『子午線の祀り』。萬斎さんが平知盛で、壇ノ浦の戦いで、源義経に敗れて死んでしまう話。その中で、子午線の説明してたじゃない。」

「え～、そうだっけ？」

忘れるなよなあ、全く。

　　萬斎さん、かっこよかったなあ。
そういえば、この作品は、亡くなられた観世栄夫さんの演出で、大臣殿宗盛役でご出演もされていたんでした。あらためてご冥福をお祈りいたします。

ダンナさんのクロスワードパズルを覗いてみると、こんな問題も。

弁慶の活躍する物語で、能「安宅」を題材にした、歌舞伎の作品名は？

「なに、この問題。私の得意分野じゃないの。こういう問題を聞いてよ～。自分で答えわかったの？」

「あ～、それ、全然わからなかった。でもその問題がわからなくても、答えは出たから。」

「あ～そう～。」

しかし、男性の漫画雑誌のクロスワードパズルの問題もなかなか興味深いですねえ。