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2011.11.18
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テーマ:お勧めの本(7264)
カテゴリ:読書

  「薮原検校」ー井上ひさしーを読みました。


  ひとりの按摩が語る稀代の悪党藪原検校の一代記という形式の脚本です。


  江戸時代中期の塩釜。悪党七兵衛は、醜女ですが気立てのよいお志保を嫁にもらい一度は改心しますが、お産の費用欲しさに行きずりの座頭を殺して金を奪ってしまいます。産まれてきた赤ん坊は、因果応報なのか、盲でした。幼くして琴の市という座頭に預けられたその子は、杉の市と名づけられます。
  ある日、琴の市と杉の市が浄瑠璃を語っていると仙台の佐久間検校が現れて、当道座(盲人の自治組織)の掟に叛いたと難癖をつけ、なんと稼いだ金を徴収しようとします。両者が言い争ううちに、杉の市は検校の結解(検校が連れて歩く目明きの秘書)を刺してしまいます。身を隠す前に、別れを告げに実家に寄りますが誤って母を刺し殺してしまうのです。そしてかねてより師匠の女房お市と通じていた杉の市は、金銭目当てに、琴の市をお市に殺させるが、お市は返り討ちに遭ってしまいます。一人になった杉の市は江戸へ向かうのでした。 
  目明きと対等になるには金の力で検校になるしかないと考えた杉の市は、酉の市と名を変えて藪原検校に弟子入りし、貸し金の取立てで頭角を現し、遂には二度目の主殺しを犯して二代目藪原検校の座につくことになるのです。襲名披露の日、実は生きていたお市が現れ、自分と一緒にならねば、今までの悪行をばらすと迫ります。口封じにお市を殺害したところを人に見つかり捕らえられた杉の市は、緩んでしまった世の中を象徴する悪党として、人々への見せしめのために無残な方法(三段斬り)で処刑されたのでした。行年二十八歳。
  

  本としては、かなり、面白く一気に読んでしまいましたが、残酷で衝撃的な話です。


  40年近い昔、私が中学生だった頃、テレビドラマで、勝新太郎さんが演じられた記憶があります。あの時も、かなり驚いた記憶があります。

  本としては、面白かったですが、これが舞台にかかったら見たくない気がします。
  

  そんな本を仕方なく読んだのは、来年、野村萬斎さんが、この薮原検校の役を演じられるから。
  普段「笑い」の演技が多いから、こういう極悪非道な人物像を演じてみたいのでしょう。


  でも、この脚本のままで演じられるだとしたら、イヤだな。号泣言葉遣いもきついし、卑屈なシーンが多いし、レイプシーンもあるし…。


  視点を変えた演出に~盲目の人間が人並みに生きていくにはこうなるしかなかったとか、徳川中期の緩んだ世の中を締めるための“生け贄”にされたような~マクベスやファウストの時の様な人間の苦悩を描くのなら、いいのですけど…。しょんぼり






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Last updated  2011.11.19 17:14:19
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