夫婦坂。
夫婦坂(めおとざか)は、上池台四丁目2番と中馬込一丁目1番の境から環状7号線をはさんで北馬込一丁目12番と13番の間を上る坂道。
その向かい合う様子を夫婦にたとえて夫婦坂めおとざかと呼ぶようになったといわれているそうです。
意外と単純なネーミング。
結婚以来、馬込近辺に住んでいたので、この坂は、よく通りました。
ずっと、都はるみさんの歌にあるような何か夫婦の謂れがあるのかと思ってました。
この坂を 越えたなら
しあわせが 待っている そんなことばを 信じて
越えた七坂 四十路坂
いいの いいのよ あなたとふたり
冬の木枯し 笑顔で耐えりゃ
春の陽も射す 夫婦坂
みたいな。^^
昭和初期までの夫婦坂は、今よりも道幅も狭く曲った坂道だったそうです。
また、このころまでの夫婦坂は、間を通る環状7号線もまだ開通せず、急な坂道で竹やぶ、雑木林などに囲まれ、昼なお暗い寂しい坂道だったとか。