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テーマ:ものの見方、考え方(152)
カテゴリ:アラカルト
挻埴以為器 當其無 當器之用 ※車輪には、30本のもの輻(や)が、真ん中の轂に集まってできています。 その轂に車輻を通す穴があいているからこそ車輪として用を為します。 器を作る時には粘土を挻て作ります。 その器に何もない空間があってこそ器として用を為します。 戸や窓をくりぬいて家は出来ています。 その家の何もない空間こそが家としての用を為しています。 だから何かが「有る」ということで利益が得られるのは、「無い」ということがその影で効用を発揮しているからなのです。 色々な物が生きて厄に立つのは、そこに、「空」が存在があるから。 これは、物だけでなく、人間を含めたすべての森羅万象にいえること。 人間も心を空(から)にしているからこそ、色々な可能性で生きることできる。 とはいえ、普段は、あと何年仕事できるかなあ~とか、ローンの返済もまだ半分だし~とか、老後は暮らしていけるかな~とか、心の中は、悩みや心配でいっぱいですね。 ですが、いろいろなことに、そこそこ仕方ないかあと納得して、心の中に少しでも隙間をつくっていくと、楽かもしれません。 心の風通し~頑張ってみましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年07月23日 20時49分19秒
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