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カテゴリ:SF・ファンタジー
総合点:90 お勧め度:★★★★
(構想・シナリオ・セリフ)=9 (映像、画の出来)=9 (展開・発展性)=9 (音楽)=9 (インプレッション:感性面)=9.5 ●1968年アメリカ映画 監督:フランクリン・J・シャフナー 製作:アーサー・P・ジェイコブス モート・エイブラハムズ 原作:ピエール・ブール 脚本:ロッド・サーリング マイケル・ウィルソン 撮影:レオン・シャムロイ 特殊効果:L・B・アボット 特殊メイク:ジョン・チェンバース 音楽:ジェリー・ゴールドスミス 出演:チャールトン・ヘストン(ジョージ・テイラー) キム・ハンター(ジーラ) ロディ・マクドウォール(コーネリアス) リンダ・ハリソン(ノヴァ) モーリス・エヴァンス(ザイアス) ジェームズ・ホイットモア(議長) ほか ●宇宙空間に飛び立った飛行士達は、数年後、或る未知の惑星に不時着する。驚いたことにそこでは猿が知能を持ち、人間を支配していた。飛行士達は捕まってしまうが、テイラーは知能があり、科学者とも呼べるコーネリアスとジーラというチンパンジーの協力者を得て逃亡を図る・・・。 ***************************一部、ネタバレします**************************** ●「猿の惑星」は、1968年公開当時から非常に大きな話題になった有名作品です。設定がユニークだったこと、それに、メイクが素晴らしかったこと。猿として登場する人たちも表情が大変旨く豊かに表現され、人間が喋っているかのような細かい感情の表現までなされていて、そのレベルの高さには圧倒されるものがありました。 人間の脳の働きの中で、自分以外の他人の(他の動物でも良い)心の動きを推察する、という非常に高度な働きがあります。今では、脳内にミラー細胞があって、その働きで「相手の心の動きを知る」辺りまで研究は進んでいるのですが、それにしても、このときの猿の顔の表現から、「何とも不気味であったり親和的であったり」するところまでが汲み取られる凄さには、いまさらながらに驚かれます。 物語の終盤、テイラーたちは猿の領土から逃れ去ろうとするのですが、その惑星の秘密をたった一シーンで教える像の映像には、アッと口が塞がらなかった記憶があります。 SF映画がまだ勃興期にあって、脚本家達が自由に脚本が書けた良き時代でした。1960年代は映画の黄金時代だったと、今もつくづく思います。私は10代だった。幸せだったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 23, 2007 07:38:10 AM
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