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カテゴリ:余談
●昨日、NHKのハングル語講座にも出演しているJisongさんのコンサートがあり、新百合ヶ丘の昭和音楽大学まで出かけて聞いてきました。ジャンルの垣根を越えた歌の世界、と表題されていて、イタリアの愛の曲や韓国の歌など、ソプラノ歌手にふさわしい曲が選ばれていました。例を挙げると、「Till There Was You=Meredith Willson」、「Ave MARIA=Giulio Caccini」、「Mi Mancherai=Luis Enrique Bacalov」、「The Phantom Of The Oprera=オペラ座の怪人)」など。この日はテノールの吉武大地氏をスペシャルゲストに、ピアノ=飯田俊明、キーボード=林良、ヴァイオリン=上野真理、ハープ=高江州愛、各氏がバックを固め、レベルの高い内容に仕上がっていました。
●全体的に、クラシカルな、ソプラノもしくはテノール向けの歌なので、曲想が似ており、これはまあ、仕方がないかとは思いますが、ポップス系のノリのような印象とは異なります。お客さんも中高年の方が多く、ほかは若い女性で、ほとんど若い男の子が多いAKBコンサートなどとは雰囲気が異なりますが、これはこれで一つの選択です。 会場は大学のスタジオで、椅子が移動式の普通の椅子。前のおばさんは屈むごとに後ろに攻めてくるし、後ろのおばさんは「3大テノールが好きで、ニューヨークに住んでいたころ、誰それを聞きに行った」とか、「パヴァロッティの声が伸びがあって、一番好き」とか、「ウン万円のコンサートを回数聴きに行っている」ようなお話で、お休み時間中にはにぎやかにご歓談で、会場としてはどうも落ち着かない雰囲気もありましたが、全体的にはよく纏まっていて、良いコンサートでした。 ●個別の感想です。 Jisongさんは美人の上にスタイル抜群ですが、、大柄でもあって、声楽家向きの体つきをされています。今でも無論、素晴らしいですが、もし、今よりももっと声に艶や伸びを期待するなら、少し太られると良いかと思います。歌手は体が楽器です・・・。 印象として、中高音から発する伸びやかに朗誦する旋律での声が美しく、ソプラノらしい高高音もよく出ていて素晴らしかったですが、低音の発声が少し苦手なようで、低い音から始まる曲の出だしに、工夫が必要なように感じました。 共演の吉武さんは、なかなかひょうきんな感じの好青年で、固くなりがちなこの種のコンサートを盛り上げ、会場でも拍手が多かったです。写真では眼鏡をかけてましたが、無い方が良い。ハンサムだし、笑顔が素敵です。 ●あと、曲を成り立たせるバックが、歌以上に素晴らしかったです。全然ミスがないし、音の大きさのレベルも、タイミングの良さも本当に素晴らしかった。プロはレベルが高いなあ、と感じました。 ●今回、本番15曲+2曲のアンコール(1曲は九ちゃんの「みあげてごらん、夜の星を」だった)の中では、Jisongさんが聖歌隊にいるときに歌ったという「Amazing Grace」が一番良いと思いました。今後の活躍を期待します。 ●余談です。 新百合ヶ丘は丘の上にある町で、もともとは野原(のっぱら、と読む)のようなところだったそうです。ですが、今は大変お洒落な街になっていて、雰囲気が良い。駅前にはデパート形式の大型店やモールや、小さいながら銀行街があるし、音楽大学も、駅から歩いて5分程度の場所にあります。多摩センターもなかなか良い街ですが、静けさを感じさせる意味では、新百合は良い。今回のコンサートの主役であったJisongさんには、ふさわしい雰囲気のある街に思いました。今後もこの雰囲気を維持してほしいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 8, 2011 06:48:56 AM
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