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カテゴリ:日々の出来事
先日、下の子の誕生日だった。
この日を迎えるたびに思い出す、あの日。 ハラをかっさばいた日。 あの日は暑かった。 帝王切開の予定日の前日から入院し、さまざまな検査を受けた。 夜はエアコンを切られ、腹に湯たんぽ状態の熱帯地獄の病室で 一晩中のたうち回り、ようやく朝を迎えた私は、ヘロヘロだった。 朝の7時半ちょうど。 予定通り、手術室へ。 2度目の帝王切開でそこそこ腹の据わっていた私は さほどの恐怖も感じることなく手術室に向かった。 家族は2度目ともなると、誰も来ていない。 ま、時間が時間だし^^; しかし…まさかあんなことになろうとわ…(-_-;) まず脊髄に麻酔を打たれ、下半身は無感覚になった。 麻酔はぜんぜん痛くない。 「はい、これから切りますからねー」 その時、つつーっと切られる感覚が。 あれ!?なにげに痛いじゃない!? そう。ずっきんずっきん痛いのだ。 上の子の時は全く痛みなんかなかったぞ!? 私の頭はパニック!でも俎の上の鯉だ。 なにやらごちゃごちゃやっているようだが、とにかく痛い。 何だろ。もう縫ってるのかな。い…痛い。 しかし、私が痛みをこらえようと歯を食いしばってるのを見た看護師は 全力で私の両手をがしっと!!抑えたのだ!! Σ( ̄▽ ̄;)なに?? 「深呼吸よ!深呼吸!!」 できねーよ!んなもん!!痛みで息を止めたいくらいだっつーの!! そんな心の葛藤があったその時、 「はい、赤ちゃん出ますよー」 その直後にお腹をぐーっと押されたかと思うと、 ごぼごぼっと水の音がして 「おぎゃーーーー!!」 と次男がこんにちは♪ 「ホラ元気な男の赤ちゃんですよー」 目の前に差し出してくれたが、そんな喜びに浸る余裕などない。 大体私はド近眼。ただの肌色の物体にしか見えない。 「じゃあ今から縫いますからねー」 Σ( ̄▽ ̄;) その後、たっぷりと縫われるぞうきんの気分を味わわせていただいた。 そんなことを言いつつ、次が女の子と分かっていたら また生みたいと思っている今日この頃である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 11, 2005 10:14:55 PM
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