お初様お美しい...踊りも素敵..
文楽フリークの友達が、「曾根崎心中」のビデオを貸してくれました。心中ものって、けっこう苦手なんですが、でも、うなってしまいました。お初様の美しいこと。遊女屋にいる時は、紫に梅の模様だったかな、やわらかそうな生地の打掛け。「助六」の揚巻のようなケンランさはないけど、しっとりと可愛いらしいです。そして、いよいよ心中、打掛けを脱ぎ捨て、これは、純白の着物に(それとも、じゅばん?)下から赤い色が重ねられ、それが、白い顔と黒髪に映えて、ほんとうに綺麗です。それと、当たり前なのですが、お人形さん達の踊りの、間のいいこと。うー、これは見習わねば。お師匠さんによると、日本舞踊でも、文楽を研究するのだそうです。お人形から色気を学ぶために。すごい。人形は、本来「人型」。人を映したもの。その人形から、プロの舞踊家が色気を盗もうというのですから。すごいぞ文楽。 文楽のこころを語る 1,905円 文楽ざんまい 1,890円円 あらすじで読む名作文楽50 1,800円足袋ソックス 文楽柄6足パック1,668円これ、趣味いいか悪いかは別として、楽しいしけっこう好きです。安いから、洒落で買ってしまいそ。 日舞と茶道と着物の蔵トップへ