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ジョニー・デップ


2004年08月27日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
『シービスケット』 (2003)SEABISCUIT
ジャンル ドラマ

監督: ゲイリー・ロス 
出演:
トビー・マグワイア Tobey Maguire ジョニー・レッド・ポラード
ジェフ・ブリッジス Jeff Bridges チャールズ・ハワーズ
クリス・クーパー Chris Cooper トム・スミス
エリザベス・バンクス Elizabeth Banks マーセラ・ハワーズ
ウィリアム・H・メイシー William H. Macy ティック・トック・マクグローリン
ゲイリー・スティーヴンス Gary Stevens ジョージ・アイスマン・ウルフ
キングストン・デュクール Kingston DuCoeur
シービスケット

文中はこのサイトの紹介が多いです。ネタばれも多いので 未見の方は注意してください。  

レッド(シービスケット) ハワード(シービスケット) スミス(シービスケット)

1929年10月、アメリカは株の大暴落で大恐慌時代。西海岸地域で 自転車屋から自動車ディーラーとして成功を収めていたハワードだったが、ひとり息子を交通事故で亡くし、妻にも去られてしまった。1933年、運命的に出会った女性マーセラと結婚。そして、乗馬好きの彼女に影響を受け、競馬に興味を持つ。やがて、馬に人一倍愛情を注ぐ元カウボーイ、スミスを調教師として雇う。スミスは“シービスケット”と呼ばれる小柄で気性の荒いサラブレッドの潜在能力に目を付け、ハワードにその馬を購入するよう進言する。そして、誰もが手を焼くその馬の騎手に、気が強くて喧嘩っ早い男レッドを起用するのだった。
 世界恐慌下のアメリカで、一頭の競走馬に全てを賭けた3人の男たちの人生をドラマチックに描いた勇気と感動のヒューマン・ドラマ。原作はローラ・ヒレンブランドのベストセラー・ノンフィクション小説『シービスケット あるアメリカ競走馬の伝説』。監督は「カラー・オブ・ハート」のゲイリー・ロス。主演は「サイダーハウス・ルール」「スパイダーマン」のトビー・マグワイア。共演に「ビッグ・リボウスキ」のジェフ・ブリッジスと「アダプテーション」のクリス・クーパー。



●これははまる 感動★★★★★!
観てから 何日か考えてます(笑)
感想を 全て 書きたい。でも 未見の人は 分かっちゃたらつまらない。
でも 書きたい。(笑)
なので 以下は 見た方にお勧めで~す。。ということでよろしくです~。
 
レッド(トビー・マグワイア)
ボクシングをしている時に上半身の 鍛え上げた筋肉を見た。 
スパイダーマンの時 それまでの丸っこい体型を 筋肉をつけて大きくして、
カメラテストを受けてから やっと出演オーケーが出たらしい。
今回は 筋肉をつけつつ絞り込み 過酷なダイエットで10キロ近くおとした。 
ロバート・デニーロ並の肉体改造をしている。
カラー・オブ・ハートの時のような チュッとしたくなるようなふっくり頬は 
もはやなく、きりきりと絞まってシャープ。茫洋とした いつもの雰囲気を持ちつつ、
大恐慌に翻弄され 辛酸をなめつつ生きている青年そのもの。
又一流のジョッキーが「一流のジョッキーに見える」と賞賛した
美しいプロのフォームを3週間で完成したそう。(詳しくは上記のサイトをご覧下さい。)
レッドは大恐慌で家族と離散する時 唯一手渡された父との絆の文学本を手放さない。
いちど 捨てようとするが やはりどうしても捨てられないものだった。
その本は 家族 自分 。。
馬と過ごす時 語りかけるとき 自分の心情を表すときなど 文学の引用文を口ずさむ。
林で 寝そべる馬の背に 寄りかかり 静かに本のページを繰るシーンが絵のようだ。
文学の造詣の深かった父親が 成長期引用文の暗誦をさせて育てたのだ。
それがレッドの 人格形成の基礎でもあるんだろうと思われる。
ボクサーと 騎手という 厳しい生き方の中で ジッと何かを見つめるレッドの瞳は静か。

ハワード(ジェフ・ブリッジズ)
自転車屋からやがて自動車の販売店へと財をなして アメリカンドリームを地で行った男ハワード。
ジェフ・ブリッジスの聴衆に語る場面は ユーモアたっぷりで説得力あり。
この人も悲しい人生をくぐってる。
この懐のふかさ カリスマ性を表現できるジェフ・ブリッジスを起用できてよかったとゲイリー監督は言ってる。
彼の大らかさ 包容力 財力が 映画の チームの要。
先見の明のある男だ。理に聡いが ハートも暖かい。
国が 上向きの時は 時代のニーズ自動車に目をつけ 一躍成功。
国が 下向いた時 人々の心のよりどころは 一攫千金 あたれば苦しい生活から抜け出せる。 
馬は やはり時代のニーズだった。誰でも馬主になり レースで優勝したい時代だ。
そして ハワードが引かれたのがスミスで スミスはレッドをみつけた。
アメリカは まだ西は東に下に見られていた。成り上がり者ども、と。
ハワードは挑戦する。自分の馬で東の大富豪の馬に。
アメリカ中が その勝負に注目。
渋る相手への その 宣伝自己PRのやり方がうまい しつこい(笑)
小気味がいい。 レースのたびに ドラマあり!

クリス・クーパー(スミス)
アダプテーションに出てるそうですが 未見です。
彼も カメレオン俳優のようですね。
今回は 職人芸の馬の調教師役ですね。
銃殺されかけた シービスケットを「すごい馬だ」と一目で見抜き ふたりで(ただしくは一人と一頭)森に暮らす。「一流の馬かどうかはハートで決まる」という彼の持論 判断に 全面的にハワードは信頼をおく。シービスケット同様にレッドを見出す。 三人と一頭が出会い チームが出来た。

シービスケット
「一度やニ度のつまづきは誰にでもある」
このキャッチコピーを体現するする馬。
それは シービスケットと3人の男達についてもそうだし、大恐慌で落ち込んだ人々についてもそう。
実際にいた馬。 人々に ひとつの光をくれた馬。

映画では 馬も騎手も本物サラブレット 一流騎手を集めたとのこと。
迫力のレースシーンが 何度も見れる。 レースのなかにも いくつもドラマがあった。
レース中に騎手同士が話すときや 馬がレース中の順位を下げたり上げたりという 馬の走りの
様子も ばっちり分かる。本当に馬と一緒に走っているかのようなスピード感を味わえるのは
相当丁寧に作っているからでしょう。カメラを積んだトラックが横を走っても怖がらないように
馬を調教したそう。この映画は まず 馬あつめ 馬の調教からスタートしたらしい。

ハワードの妻 エリザベス・バンクス (マーセラ・ハワーズ) が言葉少なくも ハワードを支え レッドを見守り 馬を愛しという 当時の古風な中にも芯のつよい女性を表現している。
名物競馬ディスクジョッキーのウィリアム・H・メイシー (ティック・トック・マクグローリン) のアナウンサーぶりが 当時はこんな風にやってたのかしらと楽しい。
「カラー オブ ハート」のデイビットのパパ。
レッドの親友 ゲイリー・スティーヴンス ( ジョージ・アイスマン・ウルフ )は本物のジョッキーで初俳優仕事。 彼らも又 素晴らしかった。

原作本
ハワード、スミス、ポラードの3人とシービスケットが出会うまでがちょっと長くて読むのに時間がかかるようだ。
ウォーアドミラルとのマッチレースからサンタアニタHでの復活までのクライマックスは読み応えあり。
訳者はあまり競馬に詳しくないようで、そういう意味では、あまり競馬に詳しくない人の方が素直に楽しめるみたい。
作者は 感動作を意図せず、淡々と出来事(事実&伝聞)を書きつづっている。
(映画は実話を元にドラマチックにつくられている。)
二人の騎手、ポラードとウルフは 映画とはまた違った面を持ち、映画での自分を見たら、
「俺ははあんなに弱くないぞ」と文句が出るかも。
また、ウルフという人は壮絶。それぞれの人生のその後も淡々と描かれる。栄光の時は一瞬。でも人生はその先も続いている。
映画のラストの方は 彼らの人生その後を追ってはいないが 
"人生は続く" と感じさせる終わり方だ。
映画を見てから 原作を読むと補える分 面白いようだ。←がちゃはまだ読んでないけど。


トビー・マグワイア 出演作という事で 新作だけど 借りて見ました(笑)
スパイダーマンの前に 撮った作品ということなら これの次だった
スパイディ・トビーが あれだけ 逞しく感じたのはもっともですね。
でも ピーターはピーター。レッドはレッド。それぞれの抱えている悩みは
やっぱり違うなって その違いはちゃんとあるから やっぱりトビーってすごい。





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最終更新日  2004年08月27日 12時31分43秒


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