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『アメリカン・スプレンダー』 (2003)
AMERICAN SPLENDOR 上映時間 101 分 製作国 アメリカ ジャンル ドラマ/コメディ/ロマンス eiga.com/公式サイト 「アメリカン・スプレンダー」の原作コミック日本語版 → こりゃ~オタクの映画ですよね。 オタクと言っても別に悪い意味ではないです。地味とか暗いとか社交的でないとかイメージが在りますけど、「電車男」もヒットしたように、日本はオタク天国。 これからは、なんにでもオールマイティな広く浅くより、狭く深くなアイデンティが、おおいに認められる世の中になっていくのでは? 何かに詳しく凝ったり集めたりすることは、いいですよね。専門家ってことですよね。 レコードオタク、コミックオタク、、主人公のハービー・ピーカー本人もだし、友人なども。オタクが体育会系をやっつける映画に夢中になる友人の話はニヤニヤしちゃいました。 離婚を二回 退役軍人の病院の書類係 喉が腫れて声が出ない、世の中や自分へ不満だらけのようで、いつもしかめっつら。サイド・ウェイの一見 穏やかな?風貌とは違いましたね~。それは、本人のハービーの表情をポールがまねていたんですね! 映画の手法もオタクっぽい懲った作り方。 スタジオではハービー本人が声優をする。 ポール・ジアマッティは実写の漫画の登場人物のような扱いなのね。 画面も漫画のコマのように ときどき区切られたり、漫画絵の中で演技したり。 でも、それがくどくないのが、センスの良さなんでしょう。監督さんや、俳優さんたちの。 それにハービーと監督たちの尊敬や信頼が相互にできて、はじめて映画の話が進んだようです。 ハービーはシニカルに映画になったことも、話題になって金になりいいことだっと割り切ったような話し振りでしたけど。 それも彼独特の視点みたいで。 「俺は 自分の人生を漫画に書いている男か? それともおれはたんなる漫画の登場人物なのか?」ガンの化学療法中朦朧として口走るんだけど、なんか残る言葉でした。わたしたちにも、そんな風に思う瞬間ってあったりして~。 ハービー・ピーカーは「ぼくの日常は全然輝いているわけではないから、タイトルの「アメリカン・スプレンダー」(アメリカの輝き)には、アイロニックな意味合いが込められている」と言うが、本当にそうだろうか。とてもストレートなタイトルだと思った。(記者会見レポートより) おとこくさい絵ですね。「こちかめ」とか、「ゴルゴ13」とか、、あんまり濃い絵の漫画はすきじゃないです。少年マンガなら、すきですけどね~。 でも、こういう何でもない日常の中から、面白い、滑稽だ、っという断面をかぎつける才能って、凄いな~っと思います。 お笑い芸人さんや、漫画家さんや、かぎつけて、そしてそれを人も笑えるような形に加工するってのは素晴らしいです。 クリエイティブ 万歳!(←あきらかに センス無いベタな誉め方で恥ずかしい。。)
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最終更新日
2005年11月11日 11時18分21秒
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