がちゃのダンジョン  映画&本

2007/09/23(日)20:45

スキヤキ・ウェスタン ジャンゴ

スキヤキ・ウェスタン ジャンゴ SUKIYAKI WESTERN DJANGO 解説: 『インプリント ~ぼっけえ、きょうてえ~』など、海外でも絶大な支持を得ている鬼才監督、三池崇史が放つ異色和製ウエスタン活劇。『荒野の用心棒』を思わせるマカロニウエスタンに、源平の戦いという時代劇の要素を大胆に融合させたユニークな世界が展開する。キャストには伊藤英明、佐藤浩市、伊勢谷友介ら日本を代表する豪華な顔ぶれが集結。全編英語セリフ、演歌界の大御所、北島三郎が歌う主題歌など、常識を覆す型破りな演出に圧倒される。青い眼の武器商人役でクエンティン・タランティーノが出演しているのも見逃せない。 (シネマトゥデイ) 監督 三池崇史 出演もしくは声の出演 伊藤英明 、佐藤浩市 、伊勢谷友介 、桃井かおり 、香川照之 、石橋貴明 赤組~ ”平家”チーム 白組~ ”源氏”チーム~ ただ今、運動会シーズン真っ盛り。 我が家も二週続けて 体育祭に運動会と立て続けにありました。 スキヤキ ウエスタン ジャンゴ こんなチーム戦ものとは。前情報、全く無いまま、見たのですが。「ミス・ポター」、いくらユアンが出演といえども、どうしても、見る気になれず。「プロヴァンスの贈り物」ブームの土地を舞台といえど、出演陣に魅力なし。。結局「ジャンゴ」でしょう~っと、かなーり迷って、自分に踏ん切りをつけてみたのでした。 ハッキリ言って、感動とか、芸術性とか、ハナから期待してませんでしたよね。小栗くんが出ていなければ、絶対見なかっただろーという程度でしたよ。 館内のメンバー4~5人。 結構おじさん連でして、、。どういう趣味の人たちなんだろーかと、インタビューしたくなっちゃいましたね。 そういう私も、何故、コレ系に走っちゃウンだか。 これが 赤組”平家”チーム ボスが、佐藤浩一演じる”平清盛”、NO2が 堺雅人さんの"平重盛” 浩一さんは、相変わらずのふてぶてしさと、厭世感。中盤、イギリスの""薔薇戦争""では赤組が勝ったんだ、それにちなんで、今日から自分を "ヘンリー"と呼べ、、と言い張る バカさも堂々としてました。 NO2の堺雅人さん。あの偽善者然とした渇いた薄笑いが、印象的な人です。 こちらが、白組”源氏”チーム ボスが、伊勢谷さんの源義経。NO2が、安藤政信の ???か、石橋貴明の弁慶か?というところ。 全体に、ドロドロで残虐で脳タリンな雰囲気の中で、伊勢谷さんのシャープさはきわだってましたねー。最後に生き残りそうなのは、この人だろうと思わせます。 このね、伊勢谷さんが使用す銃が、面白いんですよねー。チャカチャカして、こういう馬鹿馬鹿しさ、変な懲り方が、、茶飲み話、ジョークな軽談から生まれてる映画のノリなのですかね。 「ジャンゴ」を見ようと思った決め手は 小栗くんがチョイ役ででも でているからですよ。 いま、一番、上昇中の彼ですよね~。「クローズ ZERO」が楽しみだ。 最初 赤組白組 どっちチームかと、探したんだけど、。、残念! 悪ではないため、早々にサヨナラ~で、チビッとしか見れませんでしたー。 でも、強烈なダンスを踊りながら木村佳乃さんが小栗くんの幻影を見る一瞬が爽やか♪ 木村佳乃さん、思い切った体当たり演技でした。 矢に射られて、魚のようにピクついているさまは、少年コミックを読んでるよう。殺伐~の極地でしたね。 好きですねータランティーノ監督。 三池監督は、このタランティーノ監督&ロドリゲス監督路線、ボクはB級のノリよってことを 言いたいんでしょうね。 わざわざ 出てもらうのもいい訳めいて感じましたが。 誰か忘れていると思ったら、主演は、上記の人たちではなく、伊藤英明さん。 ほとんどが、なんとも楽しげに、悪趣味な悪人を演じている中、、いっちゃーわるいですが、彼のヒーローぶりは、カリスマ性も特になく、存在感がなさそうである。。不思議な佇まいです、伊藤くんならではですな。毒にも薬にもならなさそうな。どうして彼が、何本も主役を張るのかいまだに謎です。って、これは見解の相違ですから、ファンの方は、ごめんなさいデス。m(_ _)m その、ゆるぎなさは、彼の持ち味ですよね。単に、私には、彼にフェロモンが感じられないだけですから。 ビジュアルじゃなく、演技面で、香川照之さんが、やっぱうまいですねー。 赤組白組、二重スパイ約で、鏡の前で、二重人格のような演技のシーン。まるで、「ロード・オブ・ザ・リング」のゴラムのよう。。 衣装とか、俳優さんとか、好きなら楽しめるでしょう。 ケンカや闘争、殺し合い、コミック的展開が嫌いな人には向きません。

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