1494192 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

がちゃのダンジョン  映画&本

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

フリーページ

著者名索引:ファンタジー&児童文学 


☆指輪物語


☆ナルニア国物語


☆ゲド戦記


☆ハウルの動く城


☆ハリー・ポッター


☆ライラの冒険


☆ダレン・シャン


☆ダーク・タワー


☆バーティミアス


☆氷と炎の歌シリーズ


☆ランサム・サーガ


☆小人・人形・大草原 


E.L.カニグズバーグ


D.W.ジョーンズ


ローラ・E・ワイルダー


エラゴン・ザスーラ 等  



十二国記  


海外小説


あ行の作家


か行の作家


さ行の作家


た行の作家


な行の作家


は行の作家


ま行の作家


や行の作家


ら・わ行の作家


*


このミステリがすごい海外


ロマンス本


国内小説:


あ行の作家


か行の作家


さ行の作家


た行の作家


な行の作家


は行の作家


ま行の作家


や・ら・わ行の作家


このミステリがすごい国内


あ行の映画


か行の映画


さ行の映画


た行の映画


な行の映画


は行の映画


ま行の映画


や行の映画


ら・わ行の映画


アイ・ロボット 原作と映画


天国の口、終りの楽園


シェイクスピア映画


ハリー・ポッターと炎のゴブレット


外国映画あれこれ☆


イギリス映画


スペイン映画


フランス映画


欧州映画


イタリア映画


キューバ映画


メキシコ映画


ブラジル映画


アイルランド映画


映画俳優


ユアン・マクレガー


クリスチャン・ベイル


ゲーリー・オールドマン


アラン・リックマン


ジュード・ロウ


トビー・マグワイア


フランスの俳優さん


スペインの俳優さん


ジョニー・デップ


2009年05月28日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類



『白夜行』東野圭吾 感想








ストーリー:
1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂―暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んで行く。二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪。だが、何も「証拠」はない。そして十九年…。息詰まる精緻な構成と、叙事詩的スケール。心を失った人間の悲劇を描く、傑作ミステリー長篇。

感想:

今回こちらでは再放送してます。
はじめてドラマ『白夜行』見てます。
原作は読んでいたけれど。
ドラマを機に、もう一度原作を読み返しました。
初回の衝撃度は薄れましたが、より面白く、さらにドラマも合わせ見ると面白さは二倍。
原作ではズッポリ抜けていた二人の絆と感情の動きが、ドラマでとても繊細に詳細に描かれていたのですね。

事件後より長ずるにつれ、徐々に心の闇を深めていくような2人。
2人が関わる時は、世間に対しての共同戦線。それが、良いのか悪いのか。
ますます良心を無くしていくようです。

雪穂の周囲では、何か彼女に障害があると起きるがレイプ事件。
きっかけは、イジメに合っていた雪穂を救うために仕組んだ事のようでしたが。ギリギリの心の平安を保つ為、生きる為の手段だった筈のふたりの絆。徐々に黒く醜いものへと変わっていく。雪穂と亮司、自分を理解できるのは、お互いしかいないと信じていた筈が、大人になるにつれ予測のつかない残酷な事態を突きつけられる。雪穂は、表面をいくら取り繕っても自分にない、純真さを持つ親友に憎しみを覚える。たったひとりの親友の幸せを握りつぶす。
桐原亮司という人物像も、原作では謎でした。ただ雪穂の言いなりで、犯罪行為に手をそめているような印象でした。でも、雪穂を愛した故の行為だろうに、彼女の恋愛や結婚を黙って支えているのも変で、そこは複雑な愛情表現なのだろうとは思っていましたが、こういった辺りも、ドラマは克明に亮司の気持ちの葛藤を描いてました。

原作では好きになれなかった雪穂でしたが、ドラマの雪穂は哀しく切なく、でも強い。綾瀬はるかちゃんですから、なんといっても綺麗。 別チャンネルで、続けて『ほたるのひかり』もやっていました。山田くんは、最近は『クローズ』での悪メンのイメージがすっかり板についてますが、この頃は純朴そうなオドオドぶりが健在です。気弱な悩み深い役ばかりでお疲れではなかったかしらと、心配になるくらい。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009年06月01日 10時47分55秒


日記/記事の投稿


© Rakuten Group, Inc.