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ジョニー・デップ


2013年08月24日
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カテゴリ:カテゴリ未分類


累計240万部突破の姫川玲子シリーズ、待望の最新長編!

「あなた、ブルーマーダーを知ってる? この街を牛耳っている、怪物のことよ」──。
謎めいた連続殺人事件。
殺意は、刑事たちにも牙をむきはじめる。
1月に映画公開も控える超人気シリーズ、緊迫の新展開!


階級は一つ下がって係長、場所も本庁から池袋署、姫川班のメンバーは周りにいない。

今回、玲子の周りで彼女の指示を待つ「主任!」と呼びかけるメンバーがいないし、彼女のいつもの立ち回りが少ないので、華々しさでは今ひとつな感があります。玲子が外周りを終えて帰ってきても、彼女をすぐに取り囲むメンバーがいないのが、寂しいです。
でも、彼女らしい、事件の見つめ方は変わらない。
終盤登場する、ガンテツに、以前のような迫力で楯突くのも控えて?いるのか、割とハイハイと受け流している。心のつぶやきは笑えました。ガンテツは実は玲子を認めているんだなー、というのを感じました。 

事件は、相変わらず凄惨で、描写エグく、このシリーズらしさは変わりないです。

あらすじは、池袋の裏社会で起こる連続殺人事件。
警察のあずかり知らぬところで、犠牲者はすでに20名にものぼっていた。
通称「ブルーマーダー」と呼ばれる正体不明の殺人鬼による犠牲者は、いずれも、ヤクザや、半グレ、中国マフィア、等。
「もうヤクザなんてやめたい。」「
日本がこんな恐ろしい国だとは知らなかった、国に帰りたい。」
それは裏社会では知らないものがいないほどの恐怖を広めていた。

事件は、警察組織の闇の部分を描き出しながら、真相の解明へと向かっていく。
その過程で、かつて姫川と行動をともにした刑事たちが絡み合っていくところは、さすがである。



そして、あのラストは、いずれ姫川班はまた復活するんだな、と誰だって思うでしょう。

それにしても、気になっていた菊田!

ここからネタバレ↓




菊田が結婚しちゃったのは驚きました。


自分の予想では、傷ついた菊田は、玲子をきっぱり忘れる宣言をする、とか、新しい彼女を愛するようになる、くらいしか想像でしていなかった。それが、

結婚している、しかも、未練はタラタラ、


とはね。

いや、未練ありありでしょー。

しょっちゅう、玲子との事を考えているし、傷つけられた心が未だに痛んでる感じ。
玲子にキチンと告白も出来なかった自分もはがゆく、でも、牧田のことがなくても進展できなかったかもしれない、とグズグズとひきずっている。


で、奥さんになった女性はというと、良い子なんだよね。

「だって、あなたがさびしそうだったから、なんだか失恋したみたいに見えたから、慰めてあげたくて、ずるいかもしれないけど、今が狙い目かもと思った」という。ドンぴしゃりで、彼女はいい目を持っているし、男を幸せに出来るのは、こういう普通な女性だ。彼女に世話してもらって、ほっこり幸せに包まれているの菊田を見ると、良かったね、と、ひとまず思えました。


そして、病室の外で、玲子と菊田の話を聞いて、立ち尽くしていた奥さん。”姫川主任”が、ただの昔の上司ではない、夫が愛した女性である、強敵である、ということを理解したでしょう。夫に、こんな忘れられない女性がいたなんて、ショックだっただろうね。

今後、姫川班が復活したとして、奥さんは、玲子の存在に神経を尖らせるだろう。この奥さんは、かわいいだけか、それとも賢く立ち回り、菊田を離さないか。

いずれにせよ、これで菊田を裏切った?玲子は、負い目を感じることは無い。
玲子に傷つけられた菊田は、奥さんに癒されてる。奥さんには、玲子はもっていない世話好きな温かさと、たぶん強さがある。ただ奥さんは辛いよね。菊田と玲子の絆に常に心痛めることになる。菊田は奥さんに答えられるのか。玲子を忘れて?家庭を続けられるのかな。子供ができれば決定的でしょう。菊田は、井岡や國定先生みたいに玲子に扱われるようになっちゃうか?


警察官は離婚率が高いみたいだし、玲子の恋愛は障害があるほうが、話的には面白い。
菊田は、結婚で女性の扱いが少しわかるようになるだろう。でも、菊田のような男性は、軽々しく結婚したり別れたりも出来ないだろう。一方で、これまで玲子に感じていた、踏み越えられなかった壁が、玲子の過去の事件を知ることで理解できるようにもなったことでしょう。玲子を守ってやれるのは自分だと、思う日がやっぱり来ちゃうかな?井岡あたりがクネクネ迫っているのを見たら、相変わらずぶち切れするんだろうね。




いやー、いろんな意味で、
次回作も楽しみですね~!♪





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最終更新日  2013年08月24日 22時31分02秒


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