団塊通信

2010/10/29(金)11:11

(標準の)長男教症候群

長男教(83)

(標準の)長男教症候群 婚活・結婚・育児期の子どもを持つ舅姑に見られる、いわゆる標準的な長男教症候群。 長男との同居を求める。同居の場合、家事・炊事全般を長男妻の仕事とするか、外で働き(労働)家計に貢献するように求める。家事・炊事・労働の全てばかりか舅の世話までさせようとし完全同居を求める。 長男の交際相手・結婚相手と濃密な人間関係を求め、大いに干渉する。 孫ねだりをする。男子誕生を嫁の義務とし、男子誕生のない時は、長男妻を替えようとさえする。 育児・教育方針には全面的に口出しをし、それに従わせようとする。 支配と依存、さらに、搾取の世界である。 嫁の行動は1年365日24時間の監視下に置かれる。 監視される側の注意は文字通り1年365日24時間必要であるが、監視する側は注視するも放置するも自由裁量なので物理的に可能なのである。 戦いにおいて防御は一瞬も隙を見せてはならないが、攻撃側は全くの自己都合で戦端をきることができる。 長男の仕事の関係で別居となっても、頻繁な連絡・訪問を求め、盆暮れ・連休ごとの帰省を求める。 優先順位は長男実家であり、本心は嫁実家との疎遠・絶縁を求めている。 嫁実家への訪問を認めるとしても、黙認レベルで息子である長男の訪問を禁じたり、宿泊全般を制限したりする。 嫁実家を格下として扱い、屈辱的な交際を強要する。 貧乏家の長男教の特徴は、舅姑は長男一家に依存する積りでいるから、金は出さないが口出しをする搾取と支配の構図となる。 嫁の働きは、長男の働きに組み込まれ、評価されない。長男の働きが悪いのは黙認・許容されるのである。 介護段階になっても施設入所などもっての他で、介護保険による外部の人間の出入りを嫌い、嫁のみによる介護が求められる。 小姑が居ても、それは大切な娘であって下の世話などはさせられないのである。 赤岩 三郎

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