動物学的選択-東日本大地震・東電原発事故災害-
動物学的選択-東日本大地震・東電原発事故災害-優先順位は如何なる時も自己である。他者に優先する。こども、次いで父母・兄弟姉妹であろうか。動物は危機に直面し仔を食する事さえある。動物は、生存を危うくする飢餓下では己の命を守り、飢餓から逃れた後仔をまた生み育てる事を選ぶ。親が死んでは仔を生む事さえできない。種は滅びるのだ。動物に爺婆はいない。生涯繁殖を続ける。繁殖能力の終わりが生の終わりでもある。多くの動物がそう知られている。極限状態では、人間は動物的になって良いのだ。東日本大地震・東電原発事故災害では、精神的な極限状態にあって情・人間性が求められ『ご都合長男教』の犠牲になろうとしている『嫁』たちがいる。彼女らとその亭主達に一文を送る所以である。ご都合通信社 顧問 社会学博士 牛乳瓶 弱視