ダンナの部屋

2006/02/12(日)21:06

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ここだけの話(27)

ダンナ一家は現在時々、四国八十八ヶ所の1つのお寺にお参り行っているわけだが、八十八ケ所巡りといえば苦い想い出がよみがえるのだ。 学生時代のある時ダンナは友人と 「せっかく四国の大学にいるのだから八十八ケ所巡りをしようではないか。」という事になった。 早速友達と2人、1番札所霊山寺に向かい納経帳を購入 八十八ケ所巡りを開始した。(もちろん車で) 順調に回っていたが、某寺に着きおみくじを引こうとした。 そのおみくじは旧い自動販売機で、100円を入れたが出て来なかった。 そこで、お寺の人に 「お金を入れたのにでないのですが…」と言ったところ その寺の人はこう言ったのだ。 「ほんまにお金入れたんか? 最近ウソついてただでもっていこうする奴が多いからな。」 と言いながら1つおみくじを僕に渡した。 若気の至りもあったのだがダンナはおみくじを投げ返し 「いるか!ボケ。」といって帰って来た。 2度と八十八ケ所巡りはするまいと心に誓った。 今思えばダンナはその時金髪。 夏休みなので髪を白に染めようと美容院に行ったところ ハイブリーチを2回かけ、シルバーのカラーを入れて出来上がったのは まさしく上田馬ノ助。 見た目も確かに悪かったのだ。 まぁそれとお寺の人の偏見は別であるが。 アレから8年四国を離れるし そろそろお詫びの旅にでも出ようか?

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